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J-GLOBAL ID：201002243445132309   整理番号：10A0335824

Zn/Al塩化物成層複水酸化物の合成と物理化学的特性判定及び硝酸イオン除去効率の評価

Synthesis and physicochemical characterization of Zn/Al chloride layered double hydroxide and evaluation of its nitrate removal efficiency

著者 (2件)： ISLAM Mahamudur (Dep. of Chemistry, Purushottam Inst. of Engineering & Technol., Rourkela - 770 034, IND) ,  PATEL Rajkishore (Dep. of Chemistry, National Inst. of Technol., Rourkela - 769 008, IND)
資料名： Desalination  (Desalination)
巻： 256  号： 1-3  ページ： 120-128  発行年： 2010年06月 
JST資料番号： B0934A  ISSN： 0011-9164  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 硝酸イオンの健康に有害な作用はよく知られている。実験室で研究を行ない,合成硝酸イオン溶液からの硝酸イオン除去に関するZn-Al-Cl成層複水酸化物の能力を調べた。本研究では,共沈殿法によりZn-Al-Cl LDHを合成し,SEM,XRD,FTIR及びTGA-DSCを用いてその特性を判定した。実用性を知るために,詳細な硝酸イオン除去研究を行なった。初期濃度10mg/Lの硝酸イオン溶液100mLに0.3gのLDHを使用して,中性条件での硝酸イオン除去率は85.5%であった。吸着動力学の研究により,吸着過程は一次の動力学に従うことが明らかにされた。吸着データは,線形変換Langmuir等温線にR²(相関係数)>0.99で適合した。熱力学的パラメータも計算して,除去過程への温度の影響を研究した。吸着の形式を理解するために,平衡データをDubinin-Radushkevich等温線に照らして検討した。除去率はpHとともに徐々に低下し,最適pHは6であることが見出された。競合アニオンの存在は,硝酸イオンの吸着を低下させ,その順序は炭酸イオン>リン酸イオン>塩素イオン>硫酸イオンであった。このZn-Al-Cl LDHは,脱着性が低く,再生状態が悪かった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *廃水処理 ,  *アニオン ,  硝酸塩 ,  吸着 ,  *吸着剤 ,  吸着速度 ,  吸着等温式 ,  吸着平衡 ,  熱力学 ,  亜鉛 ,  アルミニウム ,  水酸化物 ,  積層材料
準シソーラス用語： *硝酸イオン

分類 (3件)： 下水,廃水の物理的処理  (SC03040L) ,  吸着,イオン交換  (XD02060I) ,  吸着剤  (YB03000W)

タイトルに関連する用語 (9件)： Zn ,  Al ,  塩化物 ,  成層 ,  複水酸化物 ,  物理化学的特性 ,  硝酸イオン ,  除去効率 ,  評価