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J-GLOBAL ID：201002243447296880   整理番号：10A0144743

低温安定孔隙水を伴う水和ベントナイトの3D-微小構造分析

3D-microstructure analysis of hydrated bentonite with cryo-stabilized pore water

著者 (6件)： HOLZER L. (EMPA, Materials Sci. and Technol., Lab. for High Performance Ceramics, 8400 Duebendorf, CHE) ,  MUENCH B. (EMPA, Materials Sci. and Technol., Lab. for High Performance Ceramics, 8400 Duebendorf, CHE) ,  RIZZI M. (EPFL, Ecole Polytechnique Federale, ENAC, Soil Mechanics Lab., 1015 Lausanne, CHE) ,  WEPF R. (ETHZ, Swiss Federal Inst. of Technol., EMEZ, Centre for Imaging Sci. and Technol., 8093 Zuerich, CHE) ,  MARSCHALL P. (Nagra, National Cooperative for the Disposal of Radioactive Waste, 5430 Wettingen, CHE) ,  GRAULE T. (EMPA, Materials Sci. and Technol., Lab. for High Performance Ceramics, 8400 Duebendorf, CHE)
資料名： Applied Clay Science  (Applied Clay Science)
巻： 47  号： 3-4  ページ： 330-342  発行年： 2010年02月 
JST資料番号： B0687B  ISSN： 0169-1317  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 飽和状態のベントナイトにおいてはメソおよびマクロの孔隙中の充填水の根源は自由に挙動している自然水である。自然水とそれに伴う孔隙構造の顕微鏡下での特性描写はモンモリロナイトの膨張-伸縮性状のために非常に困難である。本論文においてはベントナイトの微小構造の安定性を可能としている高圧冷凍と低温冷凍を含む最新の低温状態技術についての見解を述べる。低温安定型ベントナイトサンプル類の顕微鏡分析が簡易型SEM,低温SEM,およびFIBナノトモグラフィーでもって行われた。2Dと3D画像解析の結果より,いわゆる”連続孔隙サイズ分布”が計算され,そしてメソ孔隙の3D関連性につきその特徴が明らかにされた。さらに孔隙サイズ分析による比較は簡易型準備技術(オーブン乾燥と冷凍乾燥)に基づいており,それは高圧冷凍の方がより信頼できる結果が得られていることを示している。全体として信頼できる量的3D特性描写はFIBナノトモグラフィーによる高分解能3D画像解析は最新の低温準備技術(たとえば高圧冷凍)と結び付けて検討されたときにベントナイト孔隙構造により成果が期待できるということが特徴的である。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ベントナイト ,  *化学蒸着 ,  トモグラフィー ,  *走査電子顕微鏡 ,  *間隙水
準シソーラス用語： FIB-CVD ,  SEM【顕微鏡】 ,  ナノトモグラフィー ,  *孔隙水

分類 (1件)： 珪酸塩鉱物  (DE08030A)

タイトルに関連する用語 (6件)： 低温 ,  孔隙水 ,  水和 ,  ベントナイト ,  微小 ,  構造分析