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J-GLOBAL ID:201002243455113000   整理番号:10A0897459

日本における2050年までの木材利用による炭素排出削減効果の定量的推定:炭素貯蔵及び収穫された木材製品による化石燃料置換からの影響

Quantitative estimation of carbon removal effects due to wood utilization up to 2050 in Japan: effects from carbon storage and substitution of fossil fuels by harvested wood products
著者 (2件):
資料名:
巻: 56  号:ページ: 339-344  発行年: 2010年08月25日 
JST資料番号: L3386A  ISSN: 1435-0211  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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森林によって吸収された炭素は木材製品のために使用される材木に貯蔵されており,木材製品の貯蔵は大気炭素の実質的な除去・エミッションとして評価できる。収穫された木材製品(HWP)による炭素貯蔵効果は炭素緩和の将来枠組に考慮されるため,次の公約期間のためのHWPに関する炭素のフローとストックを推定することは極めて重要である。この研究では日本の建築,家具及び紙セクターにおける木材製品のフローとストックを推定するためのモデルを開発した。2050年までのHWP炭素貯蔵効果及び置換効果(化石燃料及びエネルギー集約材料をHWP置換による炭素排出削減)をライフタイム解析によって定量的に推定した。開発したモデルによると,(1)HWPによる日本における炭素ストックの変化もし大気フロー手法が採用された場合,大きなエミッションとして評価される,(2)炭素削減は新築木材建築/家具の比が安定ならば顕著には増加しない,及び(3)炭素貯蔵効果は置換効果とともに新築木材建築/家具の比が2050年までに70%まで漸次増加すれば気候変動緩和に顕著な影響を与えるであろう,ということが明らかになった。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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環境問題  ,  建築物の維持・管理  ,  林業一般 
引用文献 (23件):
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