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J-GLOBAL ID：201002243490044160   整理番号：10A0750762

アミジニウムベース化イオン性液体

Amidinium based ionic liquids

著者 (4件)： DECHAMBENOIT Pierre (Univ. Strasbourg, Strasbourg, FRA) ,  FERLAY Sylvie (Univ. Strasbourg, Strasbourg, FRA) ,  KYRITSAKAS Nathalie (Univ. Strasbourg, Strasbourg, FRA) ,  HOSSEINI Mir Wais (Univ. Strasbourg, Strasbourg, FRA)
資料名： New Journal of Chemistry  (New Journal of Chemistry)
巻： 34  号： 6  ページ： 1184-1199  発行年： 2010年06月 
JST資料番号： H0785A  ISSN： 1144-0546  CODEN： NJCHE5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 異なるアルキル鎖長を負荷した3つの新シリーズ(A,B,C)のモノ-およびビス-環状アミジニウムカチオンを設計し,合成しそしてそれらの熱的挙動を検討した。53個の塩を種々のアニオンとカチオンを結合して産生し,それらの熱的挙動を検討した。環状アミジニウム部分の構造と荷電状態,およびアニオンの性質に依存して,得られた塩の幾つかが,約25~94°C範囲での融点を持つイオン性液体として挙動していた。アルキル鎖長と測定した融点間の相関は,同一アニオン(主にBPh₄^-とPF₆^-)を使ったのだが,予想どおり,融点の変化が鎖長に反比例してしている,ことを明らかにした。この傾向はそのカチオンの非対称性の増大によって説明できるであろう。ジカチオンシリーズでは,唯一の塩(57)だけが,調製された全ての他の塩での250°C以上の融点(それらの分解温度より高い)に比べて,100°C以下の融点(57°C)を示した。

シソーラス用語： *環状構造 ,  イミド ,  シアナミド ,  *窒素複素環化合物 ,  *カチオン ,  *イオン液体 ,  *アルキル基 ,  鎖長効果 ,  *熱特性 ,  電荷分布 ,  密度 ,  分子構造 ,  融点 ,  非対称性
準シソーラス用語： ポリカチオン ,  アミジン類 ,  ジカチオン ,  電荷密度

分類 (3件)： 融解塩  (CB05050R) ,  非金属の錯体  (CE01020R) ,  窒素複素環化合物一般  (CF07040G)

物質索引 (6件)： 4,5-ジヒドロ-2-フェニル-1-メチル-3-プロピル-1H-イミダゾール-3-イウム ,  4,5-ジヒドロ-2-フェニル-1-メチル-3-ドデシル-1H-イミダゾール-3-イウム ,  2-フェニル-1-メチル-3-プロピル-1,4,5,6-テトラヒドロピリミジン-3-イウム ,  2-フェニル-1-メチル-3-ドデシル-1,4,5,6-テトラヒドロピリミジン-3-イウム ,  2,2′-(1,4-フェニレン)ビス[1-メチル-3-プロピル-1,4,5,6-テトラヒドロピリミジン-3-イウム] ,  2,2′-(1,4-フェニレン)ビス[1-メチル-3-ドデシル-1,4,5,6-テトラヒドロピリミジン-3-イウム]

タイトルに関連する用語 (1件)： イオン性液体