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J-GLOBAL ID:201002243595700011   整理番号:10A0537887

イタリアの大気中における違法向精神薬物濃度

Illicit psychotropic substance contents in the air of Italy
著者 (4件):
資料名:
巻: 44  号: 19  ページ: 2358-2363  発行年: 2010年06月 
JST資料番号: C0382D  ISSN: 1352-2310  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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イタリア都市域の浮遊粒子状物質中の違法向精神薬物濃度を明らかにする目的で,2009年に2回の野外キャンペーンを行った。地域環境局の協力を得てイタリアの8地区における28サイトを冬に調べ,さらに6月に11サイトを調べた(合計14地区)。コカインはほとんど全てのサイト(一部は農村あるいは郊外)で検出された。最高濃度はミラノで冬に記録され(約0.39ng/m3),「高い」レベル(約0.16ng/m3まで)は北部の都市及びローマで記録された。コカインの他,3種のカンナビノイド,すなわちΔ9-テトラヒドロカンナビノール,カンナビジオール及びカンナビノールがモニタリングされた。これら3化合物はしばしばコカインより低い濃度で大気質に影響し,時には検出されなかった。カンナビノールが3種全体の90%を占めた。違法化合物の濃度は冬に比べて6月には1/6まで減少する。この減少はおそらく冬に特徴的な境界層高度の低下,及び大気の酸化能により影響され,これは暖かい季節には大きくなる。n-アルカン,多環芳香族化合物,ニコチン,カフェイン及び浮遊粒子状物質に比べると,コカインは特異な挙動を示す。実際,有意な(>0.80)Pearson(線形)回帰係数は局所的なスケール(例えばローマ)で,しかもたった1つの季節について対応する濃度から計算された。違法薬物代謝産物(例えばベンゾイルエクゴニン,エクゴニンメチルエステル,9-カルボキシ-11-ノル-Δ9-テトラヒドロカンナビノール),ヘロイン及び半揮発性のアンフェタミンを監視するために方法の改良が必要である。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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気圏環境汚染  ,  粒状物調査測定  ,  その他の汚染原因物質  ,  都市問題,都市防災 
物質索引 (10件):
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