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J-GLOBAL ID：201002243670920707   整理番号：10A1339913

カーボンナノファイバを添加した炭化ケイ素複合材料の作製とそれらの破壊靱性

Fabrication of silicon carbide composites with carbon nanofiber addition and their fracture toughness

著者 (5件)： KITA Jumpei (Sophia Univ., Tokyo, JPN) ,  SUEMASU Hiroshi (Sophia Univ., Tokyo, JPN) ,  DAVIES Ian J. (Curtin Univ. Technol., WA, AUS) ,  KODA Seiichiro (Sophia Univ., Tokyo, JPN) ,  ITATANI Kiyoshi (Sophia Univ., Tokyo, JPN)
資料名： Journal of Materials Science  (Journal of Materials Science)
巻： 45  号： 22  ページ： 6052-6058  発行年： 2010年11月 
JST資料番号： B0722A  ISSN： 0022-2461  CODEN： JMTSAS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： カーボンナノファイバを添加したSiC複合材料の破壊靱性を向上させるため作製条件を検討した。カーボンナノファイバとして気相成長炭素ナノ繊維(VGCF)を用いた。硝酸と硫酸の混酸中に1h浸せきして超音波処理後,40~60°Cで還流加熱した。SEM観察から60°Cで繊維は損傷した。FTIRから繊維表面にCOO^-の生成が認められた。極性溶媒(アセトン)への分散性をUV-可視分光による透過率で調べた結果,酸処理で良好な分散性を示した。1800°Cでホットプレス焼結した相対密度は未処理のVGCFを0~8質量%添加した場合,98.0から93.5%へ低下したが,酸処理したVGCFでは4質量%添加で99.0%となり,それ以上では低下した。破壊靱性は未処理のVGCF6質量%添加で5.2MPam^1/2を示したが,酸処理したVGCF4質量%添加で5.7MPam^1/2に向上した。

シソーラス用語： *炭化ケイ素 ,  炭素繊維 ,  *ナノ構造 ,  *複合材料 ,  *破壊靱性 ,  酸処理 ,  *表面改質 ,  分散度 ,  ホットプレス ,  焼結 ,  気相成長 ,  硫酸 ,  硝酸 ,  カルボキシ基
準シソーラス用語： カルボキシル基 ,  VGCF【繊維】 ,  *カーボンナノファイバ ,  気相成長炭素繊維 ,  分散性

分類 (3件)： その他の紡糸・製糸  (YM03050G) ,  セラミック・陶磁器の製造  (YC03020V) ,  セラミック材料  (HC04040H)

タイトルに関連する用語 (5件)： カーボンナノファイバ ,  炭化ケイ素 ,  複合材料 ,  作製 ,  破壊靱性