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J-GLOBAL ID:201002243686338285   整理番号:10A1143345

パネルディスカッション 膜分離技術開発の現状と今後の課題

著者 (1件):
資料名:
巻: 40  号:ページ: 348-355  発行年: 2010年09月30日 
JST資料番号: L2100A  ISSN: 1343-7860  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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膜分離技術は,様々な分野,用途において,普及・拡大が期待されている。本論文では,今後大きな需要拡大が見込まれる,水処理関連の膜分離技術,及びアルコール脱水,二酸化炭素回収,水素製造などの,分子混合物の精密分離膜の現状と課題について論じた。先ず,膜分離法と市場について,分離対象と膜分離法及び膜の分類との対応を説明した。ついで,膜分離の市場として2007年度に比較しての2015年度の需要予測値を示し,アルコール脱水膜,二酸化炭素分離膜,水素分離膜の開発が積極的に進められていることを説明した。次いで,膜分離の現状と研究上のトピックスとして,精密濾過膜及び限外濾過膜について利用の推移,材質の推移について説明し,下水処理における膜分離活性汚泥法の普及が進んでいることを紹介した。また,逆浸透/ナノ濾過膜については海水淡水化への適用を中心に現状と今後の問題を論じた。さらに,分子分離(アルコール脱水/気体分離)膜についてNaA型ゼオライト膜によるアルコール脱水,シリカライト膜によるアルコール透過,無機膜による水素分離膜の開発などについて論じた。最後に国際会議や文献検索結果から見られる研究動向を紹介した。
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分類 (2件):
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膜分離  ,  各種物理的手法 
物質索引 (1件):
物質索引
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引用文献 (23件):
  • 富士経済編, 高機能分離膜/ブイルター関連技術・市場の全貌と将来予測, 2009
  • 日本膜学会第32年会シンボジウム,「膜による水処理技術を展望する」(2010)
  • 下水道への膜処理技術導入のためのガイドライン, 下水道膜処理技術会議 (2009)
  • 日本膜学会第30年会シンポジウム,「水処理・気体分離膜技術開発の現状と課題」(2008)
  • 赤松憲樹, 森谷典子, 藤田昌大, 中尾真一, 膜 (MEMBRANE), 33.254(2008)
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タイトルに関連する用語 (4件):
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