文献

J-GLOBAL ID：201002243721900137   整理番号：10A0789691

ポリε-カプロラクトン/澱粉複合材料に及ぼす澱粉-グラフト化-ポリL-ラクチドの相溶化効果

Compatibilizing Effect of Starch-grafted-poly(L-lactide) on the Poly(ε-caprolactone)/Starch Composites

著者 (5件)： CHEN Li (Northeast Normal Univ., Changchun, CHN) ,  ZHANG Zhe (Northeast Normal Univ., Changchun, CHN) ,  ZHUANG Xiuli (Changchun Inst. of Applied Chemistry, Changchun, CHN) ,  CHEN Xuesi (Changchun Inst. of Applied Chemistry, Changchun, CHN) ,  JING Xiabin (Changchun Inst. of Applied Chemistry, Changchun, CHN)
資料名： Journal of Applied Polymer Science  (Journal of Applied Polymer Science)
巻： 117  号： 5  ページ： 2724-2731  発行年： 2010年09月05日 
JST資料番号： C0467A  ISSN： 0021-8995  CODEN： JAPNAB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポリε-カプロラクトン(PCL)/澱粉ブレンドを,相溶化剤として澱粉グラフト化ポリL-ラクチド共重合体(St-g-PLLA)を用いて共押出法により調製した。その熱的,機械的およびモルフォロジー特性は,相溶化剤を使用しないPCL/澱粉ブレンドと比較し,良好な性能を示した。St-g-PLLAは,PCLマトリックスと澱粉分散相間の界面接着を改善し,添加量と機械的性質の間に相関性を確認した。澱粉は剛性充填剤の作用を示し,相溶化剤の有無に拘わらず,PCL/澱粉ブレンドのYoung率は,純粋なPCLに比較して増加し,引張強さと伸びは減少した。さらに,動的機械分析や水滴による接触角などの評価も実施した。

シソーラス用語： *ポリカプロラクトン ,  *複合材料 ,  *PLLA ,  *改変 ,  *グラフト共重合体 ,  *相溶化剤 ,  *コーンスターチ ,  開環重合 ,  界面 ,  接着 ,  充填剤 ,  分散【dispersion】 ,  マトリックス【母体】 ,  *ポリマブレンド ,  熱特性 ,  機械的性質 ,  Young率 ,  引張強さ ,  伸び率 ,  引張試験 ,  ミクロ相分離 ,  応力歪曲線 ,  応力歪特性 ,  動的機械分析 ,  損失弾性率 ,  動弾性係数 ,  接触角 ,  濡れ ,  生分解性高分子 ,  包装材料 ,  損失正接 ,  *グラフト化【化学修飾】
準シソーラス用語： *グラフト化 ,  バイオ複合材料 ,  界面接着

分類 (1件)： 高分子固体の力学的性質  (CG02023D)

物質索引 (3件)： L-ラクチド ,  ε-カプロラクトン ,  ジオクタン酸すず(II)

タイトルに関連する用語 (6件)： ε-カプロラクトン ,  澱粉 ,  複合材料 ,  グラフト ,  L-ラクチド ,  相溶化