文献

J-GLOBAL ID：201002243782057475   整理番号：10A0450719

カーボンスリット細孔中の二酸化炭素透過性の予測

Prediction of carbon dioxide permeability in carbon slit pores

著者 (5件)： LIM Young-il (School of Chemical Engineering, The Univ. of Queensland, Brisbane, Queensland 4072, AUS) ,  LIM Young-il (Dep. of Chemical Engineering, Hankyong National Univ., Gyonggi-do, Anseong-si 456-749, KOR) ,  BHATIA Suresh K. (School of Chemical Engineering, The Univ. of Queensland, Brisbane, Queensland 4072, AUS) ,  NGUYEN Thanh Xuan (School of Chemical Engineering, The Univ. of Queensland, Brisbane, Queensland 4072, AUS) ,  NICHOLSON David (School of Chemical Engineering, The Univ. of Queensland, Brisbane, Queensland 4072, AUS)
資料名： Journal of Membrane Science  (Journal of Membrane Science)
巻： 355  号： 1-2  ページ： 186-199  発行年： 2010年06月15日 
JST資料番号： E0669A  ISSN： 0376-7388  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： カーボンスリット細孔中の吸着について1種類の1サイト球形CO₂モデル及び5種類の3サイト線形CO₂モデルをモンテカルロ法(GCMC)シミュレーション法を用いて比較した。バルク密度実験データにより検証された3サイトCO₂モデルを用いて吸着等温線,及び幅0.65nmから0.75nmのスリット細孔中の拡散性を予測した。温度範囲298Kから318K,圧力範囲0.01barから20barに於いてGCMC吸着等温線及び平衡分子動力学(EMD)から集めた拡散性のデータから透過率を計算した。細孔幅内の透過率は巨視的な測定から報告されたそれの3桁を超えた。本研究で得られたシミュレーション透過率はエネルギーバリヤー3.5-5kJ/molとした修正Knudsen拡散から誘導されたものと同程度であった。シミュレーション結果は細孔入口の抵抗と複雑な細孔ネットワークを無視した理想的カーボン膜の透過率の上限を与えた。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *炭素 ,  間隙 ,  *細孔 ,  *二酸化炭素 ,  *透過率 ,  予測 ,  吸着 ,  数学モデル ,  *モンテカルロ法 ,  *計算機シミュレーション ,  吸着等温式 ,  拡散係数 ,  温度依存性 ,  圧力効果 ,  分子動力学 ,  障壁 ,  Knudsen数 ,  *無機分離膜 ,  膜透過 ,  透過流束
準シソーラス用語： エネルギー障壁 ,  スリット【構造】

分類 (2件)： 膜分離  (XD02120Z) ,  炭素とその化合物  (YB02060D)

タイトルに関連する用語 (6件)： カーボン ,  スリット ,  細孔 ,  二酸化炭素 ,  透過性 ,  予測