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J-GLOBAL ID：201002243790625644   整理番号：10A0335769

麦藁からのバイオエタノールの製造:前処理,加水分解及び発酵の概観

Production of bioethanol from wheat straw: An overview on pretreatment, hydrolysis and fermentation

著者 (3件)： TALEBNIA Farid (Dep. of Environmental Engineering, Building 113, Technical Univ. of Denmark, Lyngby 2800, DNK) ,  KARAKASHEV Dimitar (Dep. of Environmental Engineering, Building 113, Technical Univ. of Denmark, Lyngby 2800, DNK) ,  ANGELIDAKI Irini (Dep. of Environmental Engineering, Building 113, Technical Univ. of Denmark, Lyngby 2800, DNK)
資料名： Bioresource Technology  (Bioresource Technology)
巻： 101  号： 13  ページ： 4744-4753  発行年： 2010年07月 
JST資料番号： A0390B  ISSN： 0960-8524  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 麦藁は豊富に存在する商業価値の低い農業残渣である。バイオエタノール製造への麦藁の活用は魅力的な代替策である。しかし,現在の技術による製造コストは未だ高すぎ,このプロセスの商業化を妨げている。近年,より高い糖収率を得るためのより効果的な前処理及び加水分解プロセスの開発に進歩があった。本報は麦藁の前処理,加水分解及び発酵における最新の進歩をレビューする。適用される前処理法に基づき,麦藁の酵素的加水分解後に最大理論値の74~99,6%の糖類収率が達成された。種々の細菌,酵母及び菌類が調査され,理論値の65~99%のエタノール収率が得られた。これまでに,適応化されていない天然のSaccharomyces cereviiaeによってエタノール収率,最終エタノール濃度及び生産性に関する最良の結果が得られた。いくつかの組換え細菌及び酵母が有望な結果を示し,商業規模へのスケールアップが考慮されている。麦藁バイオリファイナリーは,クリーンで効率的かつ経済的に成り立つバイオエタノールの製造と高付加価値製品のための近い将来の解決策となり得る。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： バイオマス ,  脂肪族アルコール ,  *生物燃料 ,  *麦藁 ,  *エタノール発酵 ,  収率 ,  バイオテクノロジー ,  資源再生 ,  前処理 ,  加水分解 ,  酵素的分解 ,  文献展望
準シソーラス用語： *バイオエタノール ,  バイオリファイナリー

分類 (2件)： 生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y) ,  微生物代謝産物の生産  (FK03020A)

タイトルに関連する用語 (4件)： 麦藁 ,  バイオエタノール ,  加水分解 ,  発酵