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J-GLOBAL ID：201002243856753037   整理番号：10A0290959

老化及び摂食

Ageing and eating

著者 (2件)： ROCKENFELLER Patrick (Univ. of Graz, Inst. for Molecular Biology, Humboldtstrasse 50, 8010 Graz, AUT) ,  MADEO Frank (Univ. of Graz, Inst. for Molecular Biology, Humboldtstrasse 50, 8010 Graz, AUT)
資料名： Biochimica et Biophysica Acta  (Biochimica et Biophysica Acta)
巻： 1803  号： 4  ページ： 499-506  発行年： 2010年04月 
JST資料番号： B0207A  ISSN： 0005-2728  CODEN： BBBMBS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 疫学的研究によって,ヒトの寿命の延長又は老化に関連する病気の減少は,肉体運動,カロリー制限及びある種の物質,例えば一般的にレスベラトール,セレン,フラボノイド,亜鉛,ω-3不飽和脂肪酸,ビタミンE,ビタミンC,イチョウ抽出物,アスピリン,緑茶カテキン,抗酸化物,及び少量のカフェインやアルコール消費により達成される可能性が示されている。興味深いが,これら研究は特定の物質の適用と長生きとの間の相関的(原因的でない)影響を示したに過ぎない。一方,肥満は依然西欧社会に強い脅威であり,WHOの予測によると次の数十年を通じてなおさら出現すると考えられている。肥満は深刻な問題であると考えられているが,関連した組織の退化及び最終的には死の原因となる分子メカニズムについては殆ど知られていない。健康にとって逆の結果及び老化に関係する栄養は,特に高糖食,高脂肪食,過剰アルコール摂取,喫煙によるものであると考えられる。本論文では,食事と老化の相互依存性を試験し,食事から老化への分子経路を解明するための簡便な手段として最も成功した老化モデルのひとつである酵母を提示した。酵母における殆どの老化経路の保全と遺伝子の扱いやすさは,老化に及ぼす栄養の相関的影響及び原因的影響の間を区別する機会を与えると考えられた。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *老化 ,  *摂食 ,  加齢 ,  毒性 ,  不飽和脂肪酸 ,  栄養 ,  栄養管理 ,  食事療法 ,  疫学 ,  肥満 ,  世界保健機関 ,  健康管理 ,  依存性 ,  モデル ,  酵母 ,  運動生理 ,  栄養素 ,  *予防医学 ,  ヒト ,  寿命延長 ,  栄養制限食 ,  酸化防止剤 ,  健康食品 ,  ビタミン ,  微量元素 ,  高脂肪食 ,  飲酒 ,  喫煙
準シソーラス用語： WHO【国連】 ,  カロリー制限 ,  脂肪毒性 ,  相互依存性 ,  長寿 ,  糖毒性 ,  老化モデル ,  *老化防止 ,  高糖質食

分類 (4件)： 老化と死  (EJ16040S) ,  食品一般  (FJ01010Y) ,  分化,増殖,成長,生殖  (EG03055B) ,  予防医学一般  (GB01010B)

タイトルに関連する用語 (2件)： 老化 ,  摂食