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J-GLOBAL ID：201002243859399943   整理番号：10A0193458

原子力プラントの圧力伝達装置における応答時間問題を検出するために雑音解析法を使用

Using the noise analysis technique to detect response time problems in the sensing lines of nuclear plant pressure transmitters

著者 (2件)： HASHEMIAN H.m. (Analysis and Measurement Services Corp., AMS Technol. Center, 9119 Cross Park Drive, Knoxville, TN 37923, USA) ,  JIANG Jin (Electrical & Computer Engineering Fac. of Engineering, The Univ. of Western Ontario, London, Ontario, Canada N6A 5B9)
資料名： Progress in Nuclear Energy  (Progress in Nuclear Energy)
巻： 52  号： 4  ページ： 367-373  発行年： 2010年05月 
JST資料番号： H0693A  ISSN： 0149-1970  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 閉塞,穴およびリークが,原子力プラントの圧力,レベル,およびフロー伝達装置と,これらの測定対象プロセスを連結するセンシングラインの寿命に関係する諸問題のほぼ70%を占め,これらの応答速度を減少させることが知られている。原子力プラント運転中における応答時間試験に対しては,雑音解析手法のみが有効な手法である。本手法により多重圧力変換器の応答時間の同時試験が可能で,力バランスと運動バランスの両方の変換器に対して適用可能である。本手法はデータ収集,データ調整,データ解析の3ステップから成る。市販の信号処理装置を使用して,信号のDC成分を除去してAC成分を増幅することによって変換器の出力から雑音を抽出した。その後,AC信号をデジタル化し,定常性,線形性,およびその他の異常性に対する調整をし,周波数領域または時間領域での解析を行った。試験の実施により雑音解析手法の精度を評価し,以下のような結論を出した。長いセンシングラインと閉塞は圧力センシング系の応答時間を延長させ,センシングラインの長さと閉塞によって誘起される応答時間の延長は変換器のコンプライアンスに依存する。大きいコンプライアンスをもつ変換器の応答時間は,小さいコンプライアンスの変換器に比べてセンシングラインの長さと閉塞により敏感である。雑音解析がセンシングラインの閉塞を同定した場合には,ラインをパージ(洗い流し)し,雑音試験を繰り返し実施することで,問題を除去することが必要である。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *発電所 ,  装置 ,  *応答時間 ,  *雑音解析 ,  圧力変換器 ,  *原子力発電所
準シソーラス用語： *原子力プラント ,  圧力伝達装置

分類 (1件)： 原子炉動特性  (MD02020F)

タイトルに関連する用語 (4件)： 原子力プラント ,  伝達装置 ,  応答時間 ,  雑音解析