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J-GLOBAL ID：201002243867677723   整理番号：10A0875889

熱伝達促進のための合成噴流による層流境界層の擾乱

Perturbation of a laminar boundary layer by a synthetic jet for heat transfer enhancement

著者 (4件)： QAYOUM Adnan (Dep. of Mechanical Engineering, Indian Inst. of Technol. Kanpur, Kanpur 208 016, IND) ,  GUPTA Vaibhav (Dep. of Mechanical Engineering, Indian Inst. of Technol. Kanpur, Kanpur 208 016, IND) ,  PANIGRAHI P.k. (Dep. of Mechanical Engineering, Indian Inst. of Technol. Kanpur, Kanpur 208 016, IND) ,  MURALIDHAR K. (Dep. of Mechanical Engineering, Indian Inst. of Technol. Kanpur, Kanpur 208 016, IND)
資料名： International Journal of Heat and Mass Transfer  (International Journal of Heat and Mass Transfer)
巻： 53  号： 23-24  ページ： 5035-5057  発行年： 2010年11月 
JST資料番号： C0390A  ISSN： 0017-9310  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 合成噴流と平板の層流境界層との間の横断流干渉に関する実験的考察結果を報告した。合成噴流にはダイヤフラムを変位させるのに圧電アクチュエータを使用することにより励起振幅と変調周波数に関する流れ制御を可能とした。平板からの熱伝達促進に対するこれらのパラメータの効果を調べた。流れ場に対しては熱線風速計を用いて測定を実行すると共に熱伝達率と噴流の広がりはそれぞれ液晶熱画像及びレーザシュリーレン技術により撮像した。試験結果から平均熱伝達率は励起振幅と共に増加することを示すと共に最大で44%の促進率を観察した。低周波数における振幅変調も熱伝達率を増加させることを示した。総合的に本実験により制御パラメータとしての励起振幅と変調周波数に基づいた熱伝達促進に対する合成噴流アクチュエータの有効性を示した。更に液晶熱画像法を用いた可視化結果から層流境界層の内部の合成噴流から渦構造の痕跡を示す平板表面上の二重ストリークを示した。熱伝達促進における振幅変調の演じる効果をシュリーレン可視化法により明瞭に示すと共に熱線測定により確認した。合成噴流はまた境界層の内部の平均的乱れ量を増加する。パワースペクトルからは合成噴流のアクチュエーションにより発生する低周波数の変動振幅の全体的な増加を示している。合成噴流の背後の時間平均速度分布は表面装着した障害物の背後における後流分布に対する相似性を示した。これらの結果からリブ等の物理的障害物に類似して合成噴流はまた境界層内の熱伝達促進用デバイスとしても利用可能であることを示した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 熱伝達 ,  *伝熱促進 ,  噴流 ,  *層流境界層 ,  擾乱 ,  平板 ,  直交流 ,  制御 ,  圧電素子 ,  アクチュエータ ,  パラメータ ,  流れ場 ,  熱画像 ,  流れの可視化
準シソーラス用語： *合成噴流 ,  流れ制御【流体】

分類 (3件)： 噴流  (BC02080F) ,  層流,乱流,境界層  (BC02030C) ,  対流・放射熱伝達  (PA02030K)

タイトルに関連する用語 (4件)： 熱伝達促進 ,  合成噴流 ,  層流境界層 ,  擾乱