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J-GLOBAL ID：201002243873708649   整理番号：10A1093518

春化を介したVIN3の誘導はLIKE-HETEROCHROMATIN PROTEIN1/POLYCOMB REPRESSION COMPLEX2を介したエピジェネティックな抑制を乗り越える

Vernalization-Mediated VIN3 Induction Overcomes the LIKE-HETEROCHROMATIN PROTEIN1/POLYCOMB REPRESSION COMPLEX2-Mediated Epigenetic Repression

著者 (3件)： KIM Dong-Hwan (Univ. Texas, Texas) ,  ZOGRAFOS Brett R. (Univ. Texas, Texas) ,  SUNG Sibum (Univ. Texas, Texas)
資料名： Plant Physiology  (Plant Physiology)
巻： 154  号： 2  ページ： 949-957  発行年： 2010年10月 
JST資料番号： C0606A  ISSN： 0032-0889  CODEN： PLPHA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： VERNALIZATION INSENSITIVE3 (VIN3)の春化による誘導は,シロイヌナズナ(Arabidopsis thaliana)の春化応答の最も初期に起こる。本研究で,低温処理が無い状態での恒常的なVIN3の抑制は,転移因子由来の配列やLIKE-HETEROCHROMATIN PROTEIN1,POLYCOMB REPRESSION COMPLEX2を含む複数の抑制要素によることを明らかにした。さらに,春化によるVIN3誘導を完全に行うには,EARLY FLOWERING7やEARLY FLOWERING IN SHORT DAYSを含む活性化複合体が必要であった。加えて,VIN3のクロマチンにおいて,春化の際に,ヒストン修飾の動的な変化が見られた。以上の結果より,VIN3の誘導は長期の低温暴露によるクロマチン量の動的な変化が関わっていることが示された。

シソーラス用語： *バーナリゼーション ,  Arabidopsis thaliana ,  *遺伝子 ,  転写因子 ,  遺伝子発現 ,  クロマチン ,  ヒストン ,  タンパク質複合体 ,  ヌクレオチド配列
準シソーラス用語： *VIN3遺伝子 ,  *春化

分類 (2件)： 発生,成長,分化  (EH02030U) ,  遺伝子発現  (EC02040Q)

タイトルに関連する用語 (3件)： 春化 ,  誘導 ,  エピジェネティックな抑制