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J-GLOBAL ID：201002243918283466   整理番号：10A0712097

メチロトローフPichia pastorisにおいて共発現したグリコール酸オキシダーゼ及びカタラーゼによる2-ヒドロキシカルボン酸のエナンチオ選択的酸化

Enantioselective Oxidation of 2-Hydroxy Carboxylic Acids by Glycolate Oxidase and Catalase Coexpressed in Methylotrophic Pichia pastoris

著者 (3件)： DAS Shuvendu (Univ. Iowa, IA) ,  GLENN James H., IV (Univ. Iowa, IA) ,  SUBRAMANIAN Mani (Univ. Iowa, IA)
資料名： Biotechnology Progress  (Biotechnology Progress)
巻： 26  号： 3  ページ： 607-615  発行年： 2010年05月 
JST資料番号： A0966B  ISSN： 8756-7938  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： グリコール酸オキシダーゼ(GO)はフラビンモノヌクテオチド(FMN)依存性酵素であり,2-ヒドロキシカルボン酸の対応2-ケト酸への酸化を触媒する。カタラーゼは反応で形成される過酸化水素を分解する共触媒として用いられパーオキシドに原因する副反応及びGO不活性化を防止する。ホウレンソウ由来GO及びPichia pastoris株NRRL Y-21001で共発現したSaccharomyces cerevisiae由来カタラーゼTを透過させ,3-フェニル酢酸,3-インドール酢酸,3-クロロ乳酸,2-ヒドロキシブタン酸,及び2-ヒドロキシデカン酸の酸化に用い(R)-異性体を残し(S)-エナンチオマに対する高度の選択性を示すことを調べた。酸化速度は乳酸のピルビン酸への酸化と比べ1.3~120.0%の範囲を示した。本結果はGOによる広範囲の2-ヒドロキシ酸の選択性を示した。

シソーラス用語： メチロトローフ ,  アルコールオキシドレダクターゼ ,  ヒドロキシ酸 ,  ホウレンソウ ,  異性体 ,  遺伝子発現 ,  立体選択性 ,  *酸化 ,  ケト酸 ,  *カタラーゼ ,  過酸化水素 ,  酵素的分解 ,  *Saccharomyces cerevisiae ,  酵素反応速度論 ,  カルボン酸 ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  芳香族化合物
準シソーラス用語： *Pichia pastoris ,  エナンチオ選択性 ,  *グリコール酸オキシダーゼ ,  ヒドロキシカルボン酸

分類 (2件)： 酵素生理  (EG03052C) ,  酵素一般  (EB09010D)

物質索引 (4件)： 2-ヒドロキシデカン酸 ,  2-ヒドロキシブタン酸 ,  インドール酢酸 ,  フェニル酢酸

タイトルに関連する用語 (7件)： メチロトローフ ,  Pichia ,  共発現 ,  グリコール酸オキシダーゼ ,  カタラーゼ ,  ヒドロキシカルボン酸 ,  選択的酸化