抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
東京地下鉄における,駅務機器ネットワークのセキュリティ向上への取り組みについて述べた。1)既に駅務機器ネットワークの一部に暗号化通信を採用している。さらに2012年のシステムリプレース時には,軽微な設定変更で暗号化通信に対応できると想定している。また信頼性を確保するために,窓口処理機について,駅係員個人のIDとパスワードによる個人認証が必要な係員認証システムを導入した。さらに内部統制への対応として,駅務機器は各種ログデータを機器自身に保存できるようにし,現金の投入や放出の履歴や動作記録を管理できる仕様とした。2)係員機(定期券発売機及び窓口処理機)に引き続き,自動機(自動出札機及び自動改札機)への係員認証導入を検討していく。まずは,各駅の券売機室の扉にICリーダを搭載し電子錠を設け,社員証による解錠を行う。なお電子錠のリーダへの社員情報は,人事情報サーバから配信することを検討していく。