文献

J-GLOBAL ID：201002243948248827   整理番号：10A0710525

横方向磁束強化形超電導風力発電機の電磁設計

Electromagnetic design of transverse flux enhanced type superconducting wind turbine generators

著者 (6件)： QUDDES M. R. (東大) ,  寺尾悠 (東大) ,  関野正樹 (東大) ,  大崎博之 (東大) ,  鹿島直二 (中部電力) ,  長屋重夫 (中部電力)
資料名： 電気学会超電導応用電力機器研究会資料  (電気学会研究会資料)
巻： ASC-10  号： 17-27.29-39.41  ページ： 69-74  発行年： 2010年06月10日 
JST資料番号： L1912A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 小型化・軽量化を目的として,回転方向に対して横向きの磁束を強化した超伝導利用の風力発電機について検討した。横方向磁束強化構造を導入することにより,磁束を有効に利用し,出力の増大を図った。本報告では,大出力風力発電用として,高温超伝導コイルを界磁に適用した横型方向磁束型超電導発電機の概念設計を行い,その特性解析の結果を示した。風力発電機の基本構造と設計の基本的条件を説明した後,磁束密度分布,コイルにかかる最大磁束密度など発電機の界磁特性の解析結果を報告した。また,電機子コイルを含めたモデルの特性解析を行うとともに,10極発電機の界磁コイル特性,電機子コイルの設計など,10極発電機の最適化について論じた。その他,発電機の出力,重量,超伝導コイルに加わる電磁力と応力に関する解析結果を示した。

シソーラス用語： 磁束 ,  小型化 ,  軽量化 ,  *風力発電 ,  *同期発電機 ,  電気設計 ,  *高温超伝導 ,  *超伝導コイル ,  界磁 ,  *超伝導発電機 ,  概念設計 ,  電気特性 ,  磁束密度 ,  電磁力 ,  応力解析 ,  有限要素法

分類 (1件)： 発電機  (NB07020J)

引用文献 (12件)：

• 特集 風力発電最新事情: OHM, Vol.95, No.11, pp25-42(2008)
• US DOE EERE: DOE/GO-102008-2567(2008)
• ENERCON WIND TURBINES Technology & Service: http://www.enercon.de/
• G. M. Joselin Herbert, S. Iniyan, E. Sreevalsan, and S. Rajapandian: “A review of wind energy technologies”, Renewable and Sustainable Energy Reviews, Vol.11, pp. 1117-1145(2007)
• M. Kimura, K. Ide, K. Nishihama, M. Futami, M. Ichinose, T. Fujigaki, M. Iizuka, K. Imaie, Y. Yagi, and J. Tamura: “A study of generator system selection for large wind turbine generator system”, T. IEE Japan, Vol.126, No.3, pp. 255-260(2006)(in Japanese) 木村 守・井出一正・西濱和雄・二見某生・一瀬雅哉・藤垣哲朗・飯塚元信・今家和宏・八木恭臣・田村淳二:「大容量風力発電機システムにおける発電機設定の一考察」, 電気論D, Vol.126, No.3, pp. 255-260(2006)

タイトルに関連する用語 (6件)： 横方向 ,  磁束 ,  強化 ,  超電導 ,  風力発電機 ,  設計