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J-GLOBAL ID:201002243957480228   整理番号:10A0862093

H3O+と数種硫黄化合物とのプロトン移動反応の速度係数

Proton transfer reaction rate coefficients between H3O+ and some sulphur compounds
著者 (8件):
資料名:
巻: 295  号: 1-2  ページ: 43-48  発行年: 2010年07月15日 
JST資料番号: D0625A  ISSN: 1387-3806  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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揮発性硫黄化合物(VSC)は,例えば次のような基礎・応用科学及び科学技術の多くの分野において重要な化合物である: 環境科学,食品科学,石油化学,農学,生物学及び医学。プロトン移動反応質量分析法(PTR-MS)は,揮発性有機化合物(VOCs)及び特にVSCのオンラインモニタリングを,超低検出限界と高速応答時間をもって可能にする。原理的には分岐比が既知でありさえすれば,PTRを使用してキャリブレーションなしにVOC濃度の絶対定量が可能である。一方そのためには,VOCsとヒドロニウムイオンとの間の反応速度定数もまた既知であらねばならない。イオン-中性分子反応の速度定数を決定するためには,いくつかの十分確立された理論を使用できる可能性がある。PTR-MSのドリフトチューブ内において進行するH3O+-VOC反応の場合に検討すべき決定要素は,イオンの付加的な並進(ドリフト)エネルギーによって概して熱エネルギーに比べてはるかに高い重心系のエネルギーである。それにもかかわらず共通的な手法においては,重心系エネルギーへの明確な依存性を示さない衝突理論が使用されている。著者らはまず,PTR-MSのドリフトチューブ内におけるイオン-中性種反応の基本的な観点とそれらの反応速度定数を計算するための種々の方法についてレビューした。次に,イオン-分子衝突に対する量子化学的方法との比較のための他の三つの理論的方法に基づき,ジメチルスルフィドほかの選別した硫黄化合物とH3O+との間の反応の速度定数を計算した。最後にPTR-MSとの関連において,イオン-中性分子反応の反応速度係数の計算に対する適切な方法と関連する対応実験パラメータについて検討した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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荷電体衝撃・放電による反応  ,  イオンと分子の衝突・散乱  ,  有機化合物の物理分析 
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