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J-GLOBAL ID:201002243982627985   整理番号:10A1017781

標津川流域における脱窒能と河畔林の機能

著者 (3件):
資料名:
号: 21  ページ: 203-204  発行年: 2010年09月10日 
JST資料番号: L4833A  ISSN: 1348-9356  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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土地利用との関係に着目し,水質保全に寄与すると考えられる流域の脱窒素と河畔林の機能について検討した。標津川流域の窒素フローとその収支の概要を把握するため,統計値や文献値を用いて投入窒素および持出窒素を算出し,その差し引きから標津川流域における窒素収支NNIを算出した。流域の窒素フローとしては,化学肥料や窒素固定などにより窒素分が投入され,人為作用による食料や飼料の持ち出しと合わせて,大気へ放出される分と河川へ流出する分に分かれる。NNIを算出の結果,流域に投入された窒素分の約21%が窒素成分として河川へ流出していることが推定できた。流域の水質保全の観点からは,流域の脱窒能が高いことが必要であり,そのためには上流域の段丘崖に形成された乾燥した土壌を有する河畔林の保全よりも,下流域の湿潤で有機質の土壌を有する河畔林の保全がより有効であると考えられる。
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分類 (2件):
分類
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河川調査・計画  ,  河川汚濁 
引用文献 (1件):
  • 波多野隆介 (2009) 異なる非特定発生源からの栄養塩負荷量の定量化に関する研究. 財団法人リバーフロント整備センター.
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
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