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J-GLOBAL ID:201002244042592543   整理番号:10A0831643

Ca-P/PHBVナノ複合材料ミクロスフェアへの生体分子のカプセル化と放出,および選択的レーザ焼結により製作された3次元架台

Encapsulation and release of biomolecules from Ca-P/PHBV nanocomposite microspheres and three-dimensional scaffolds fabricated by selective laser sintering
著者 (2件):
資料名:
巻: 95  号:ページ: 1655-1664  発行年: 2010年09月 
JST資料番号: E0404B  ISSN: 0141-3910  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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この研究は,生体分子を負荷した,リン酸カルシウム(Ca-P)/ポリ(ヒドロキシ酪酸-co-ヒドロキシ吉草酸)(PHBV)ナノ複合材料架台を,選択的レーザ焼結(SLS)により作製し,それを評価することに焦点を絞った。モデル蛋白質として,ウシ血清アルブミン(BSA)を負荷したCa-P/PHBVナノ複合材ミクロスフェアを,ダブル乳化溶媒蒸発法を用いて作製した。PHBVミクロスフェア,およびCa-P/PHBVミクロスフェアへのBSAのカプセル化効率は,それぞれ18.06±0.86%,および24.51±0.60%であった。BSAを負荷したCa-P/PHBVナノ複合材料ミクロスフェアから,SLS技術を用いて,良好な形状正確性を有する3次元多孔性架台をうまく作製することができた。ナノ複合材料ミクロスフェアは保護担体として作用し,SLS中のBSAの生物活性を維持した。架台中のBSAのカプセル化効率に対する,レーザ出力や走査間隔のようなSLSのパラメータの効果,およびin vitroにおけるBSAの放出を調べた。最初のバースト放出が観測され,BSAの緩慢な放出が続いた。28日のin vitro放出実験後,PHBVマトリックスは僅かに分解していた。SLSにより得られた制御された構造を有するナノ複合材料架台は生体分子を組み込むことができ,骨の組織工学への応用や,治療における局所放出に適したものにするために,多くの機能で質を高められることが示された。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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高分子担体・触媒反応 

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