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J-GLOBAL ID：201002244063514798   整理番号：10A0255820

生物機能を活用した環境負荷低減技術の開発 第4編 果樹における生物機能を活用した環境負荷低減技術の開発 第3章 リンゴにおける生物機能を活用した害虫防除技術の開発 1 リンゴにおける害虫防除技術の開発(1)果樹園下草等への天敵の定着促進によるハダニ類,アブラムシ類の防除技術の開発

著者 (5件)： 豊島真吾 (農業・食品産業技術総合研究機構 果樹研) ,  高梨祐明 (農業・食品産業技術総合研究機構 果樹研) ,  井原史雄 (農業・食品産業技術総合研究機構 果樹研) ,  柳沼勝彦 (農業・食品産業技術総合研究機構 果樹研) ,  新井朋徳 (農業・食品産業技術総合研究機構 果樹研)
資料名： 農林水産省農林水産技術会議事務局研究成果  (農林水産技術会議事務局研究成果)
号： 479  ページ： 378-381  発行年： 2010年02月25日 
JST資料番号： S0070A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 生物機能を活用した環境負荷低減技術の開発の一環として,果樹園下草等への天敵の定着促進によるハダニ類,アブラムシ類の防除技術の開発を行った。乗用草刈り機でリンゴ園下草を天敵に好適なクローバにし,リンゴ樹株元にミヤコカブリダニを連続放飼すると,リンゴ樹上のナミハダニの発生密度が抑制された。また,Lysiphlebus属アブラバチがミツバカイドウおよびクローバの両方で採集され,下草クローバを防除素材の供給源として,Lysiphlebus属アブラバチによるユキヤナギアブラムシ防除の可能性が示唆された。

シソーラス用語： 果樹園 ,  天敵 ,  *ハダニ科 ,  *アブラムシ科 ,  害虫防除 ,  技術開発 ,  *リンゴ ,  持続可能な農業 ,  減少 ,  負荷 ,  雑草 ,  生物的防除 ,  ダニ類 ,  ナミハダニ
準シソーラス用語： 下草 ,  環境負荷低減 ,  定着促進 ,  防除技術 ,  ミヤコカブリダニ ,  ユキヤナギアブラムシ

分類 (3件)： 果樹  (FC03042G) ,  生物的防除  (FC05030B) ,  昆虫・ダニによる植物被害  (FC04072U)

引用文献 (4件)：

• 高田 肇・田村光章 (1987). モモアカアブラムシの“タバコ型”は存在するか. 昆虫. 55: 573-586.
• Ohno、K. and H. Takemoto (1997). Species composition and seasonal occurrence of Orius spp.、predacious natural enemies of Thrips palmi、in eggplant fields and surrounding habitats. Appl. Entomol. Zool. 32: 27-35.
• 繁原智子ら (2006). リンゴ園におけるアブラムシ類の発生消長と寄生蜂の構成. 北日本病虫研報. 57: 211-214.
• Takada、 H.(2002). Parasitoids (Hymenoptera: Braconidae)、Aphidiinae; Apheliidae) of four principal pest aphids (Homoptra: Aphididae) on greenhouse vegetable crops in Japan. Appl. Entomol. Zool. 37: 237-249.

タイトルに関連する用語 (14件)： 生物 ,  活用 ,  環境負荷低減技術 ,  開発 ,  果樹 ,  リンゴ ,  害虫防除 ,  果樹園 ,  天敵 ,  定着 ,  促進 ,  ハダニ類 ,  アブラムシ類 ,  防除技術