抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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人間中心デザインにおいて,「人の幸せ」は中心的なファクターである。技術課題を扱う多くの技術ロードマップにおいても人やその生活を直接・間接に扱う以上,もともとビジョン提案型デザイン手法として発展してきた方法を技術その他の分野にも適用可能である。ここでは,そのようなロードマップ生成手法であるマザーロードマップと使用手順であるマザーキューブ技法を提案する。この技法では「人」を基軸におき,通常用いられる時間軸に加えて,個人から社会にいたる集団規模を表現する集団軸,世代による違い・変化を捉える世代軸を設けた3次元のマトリクスとした。3軸それぞれの背景データ(社会環境,周辺環境,技術環境など)を集めライフエンバイロンメントシナリオとする。時間軸は直近の2010年を基点とし,2010年のセルに基本のペルソナを定義し,これとライフエンバイロンメントシナリオから導かれる未来の人物像をマザーペルソナとする。多くの分野の未来予測ツールとする検討を続けている。