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J-GLOBAL ID:201002244094786044   整理番号:10A0370741

2種のヒト細胞株における淡水産シアノトキシン,シリンドロスペルモプシン,の遺伝毒性:Caco2及びHepaRG

Genotoxicity of a Freshwater Cyanotoxin, Cylindrospermopsin, in Two Human Cell Lines: Caco-2 and HepaRG
著者 (4件):
資料名:
巻: 51  号:ページ: 251-259  発行年: 2010年04月 
JST資料番号: W0213A  ISSN: 0893-6692  CODEN: EMMUEG  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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シアノトキシンのシリンドロスペルモプシン(CYN)はCylindrospermopsis racibarskiiなどの藍藻類から分離され,特性化された強力な毒素である。CYNは蛋白質及びグルタチオン合成の阻害剤である。CYNが遺伝毒物であり,代謝活性化を必要とすること,及びin vivoの癌イニシエーションの予備結果はマウスで得られているが,その機構は不明である。ここでは,CYN遺伝毒性を標的器官のモデルであるヒト肝細胞及び腸細胞で調べた。細胞質分離阻害小核アッセイを肝臓由来のHepaRG細胞と結腸由来のCaco細胞で行った。各細胞株は分化,未分化の両状態でCYNに曝露し,p450阻害剤,ケトコナゾル,の有無の条件でCYN遺伝毒性の代謝に関与するかを測定した。CYNはCacoとHepaRG両細胞の2核細胞中の小核頻度を増加した。さらに,ケトコナゾルはCYNで生じた遺伝毒性,細胞毒性を軽減した。この毒素はプロゲノトキシンであることが代謝活性によって毒性を発揮する事からも明らかである。しかし,CYP3A4,CYP1A1,CYP1Aが候補であるが,特定のCYPがCYNの活性化に関与する事は確認されなかった。
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分類 (2件):
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水質汚濁一般  ,  植物起原の毒性 
物質索引 (4件):
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