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J-GLOBAL ID：201002244127391830   整理番号：10A1198100

有機及び無機材料をカプセル封じする手段としてミニ乳化重合

Miniemulsion Polymerization as a Means to Encapsulate Organic and Inorganic Materials

著者 (2件)： WEISS Clemens K. (Max-Planck-Inst. Polymer Res., Mainz, DEU) ,  LANDFESTER Katharina (Max-Planck-Inst. Polymer Res., Mainz, DEU)
資料名： Advances in Polymer Science  (Advances in Polymer Science)
巻： 233  ページ： 185-236  発行年： 2010年 
JST資料番号： C0099A  ISSN： 0065-3195  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ミニ乳化技術は分子化合物,液体又は固体材料をカプセル封じすることによりハイブリッドナノ材料を調製する可能性が大きく高まっている。この技術を用いれば,他の技術では接近し得ない広範な新しい機能性ナノ複合材料を生成することが可能である。このレビューでは高分子マトリックス中に有機又は無機材料をカプセル封じすることによって機能性ナノ構造を調製することに焦点を当てた。単量体中に溶解する化合物は,ミニ乳化重合過程で容易に統合し,蛍光標識や薬物の放出などとして役立つ材料を導入することができる。このミニ乳化技術によりカプセル,空洞又は液体充填粒子を種々のメカニズムで生成できる。単量体相中で不溶性の固体状ナノ規模材料では,カプセル封じに用いた高分子と相溶性にしておく必要がある。必要な疎水性成分は界面活性剤の物理吸着又は疎水性シロキサンをもつカプセル封じ材料の表面を共有結合により官能化することにより導入することができる。

シソーラス用語： *乳化重合 ,  *カプセル封じ ,  *高分子有機-無機ハイブリッド ,  ナノ構造 ,  ナノ粒子 ,  色素 ,  金属錯体 ,  カプセル ,  相分離 ,  表面改質 ,  不均一系反応 ,  重付加
準シソーラス用語： *ミニ乳化重合 ,  界面反応

分類 (2件)： 重合反応一般  (CG04010H) ,  高分子固体の構造と形態学  (CG02022M)

タイトルに関連する用語 (3件)： 無機材料 ,  カプセル封じ ,  乳化重合