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J-GLOBAL ID：201002244129986408   整理番号：10A1375862

ラミンBは紡錘体集合の間の紡錘体極分離を抑えるためにキネシンEg5に対抗する

Lamin B Counteracts the Kinesin Eg5 to Restrain Spindle Pole Separation during Spindle Assembly

著者 (8件)： GOODMAN Benjamin (Johns Hopkins Univ., Maryland) ,  GOODMAN Benjamin (Carnegie Institution of Washington and Howard Hughes Medical Inst., Maryland) ,  CHANNELS Wilbur (Johns Hopkins Univ., Maryland) ,  QIU Minhua (Carnegie Mellon Univ., Pennsylvania) ,  IGLESIAS Pablo (Johns Hopkins Univ., Maryland) ,  YANG Ge (Carnegie Mellon Univ., Pennsylvania) ,  ZHENG Yixian (Johns Hopkins Univ., Maryland) ,  ZHENG Yixian (Carnegie Institution of Washington and Howard Hughes Medical Inst., Maryland)
資料名： Journal of Biological Chemistry  (Journal of Biological Chemistry)
巻： 285  号： 45  ページ： 35238-35244  発行年： 2010年11月05日 
JST資料番号： E0038A  ISSN： 0021-9258  CODEN： JBCHA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ラミンBが紡錘マトリックス含有紡錘体集合因子類(SAFs)に影響を与える機構を明らかにするために,Xenopus卵を用いた解析を行った。紡錘体構造はAurAビーズを観察することで調べた。ラミンBを除去すると伸長した多極性の紡錘体の形成が誘導された。この紡錘体の形態変化はキネシンEg5を阻害することで部分的に回復した。蛍光スペックル顕微鏡観察により微小管流動に対するラミンBの作用を調べたが,ラミンBはEg5による微小管流動に対する拮抗効果を持たないことが分かった。ラミンBはEg5に駆動される微小管スライドを間接的に制限すること,あるいはEg5の微小管伸長と拮抗することで紡錘体極分離を調節していると結論付けた。

シソーラス用語： *核構成タンパク質 ,  *紡錘体 ,  *ATPアーゼ ,  *微小管関連タンパク質 ,  微小管 ,  原形質流動 ,  形態形成 ,  アフリカツメガエル ,  卵母細胞
準シソーラス用語： キネシン ,  *キネシンEg5 ,  *ラミンB ,  *紡錘体極

分類 (1件)： 細胞分裂・増殖  (EF02020D)

タイトルに関連する用語 (5件)： ラミンB ,  紡錘体 ,  集合 ,  紡錘体極 ,  キネシンEg5