文献
J-GLOBAL ID:201002244229042857   整理番号:10A1023636

単純な構造を持つトリフェニルアミン基礎イオン性色素:色素増感太陽電池における開放回路電圧に対する広い光応答と限界

Triphenylamine-Based Ionic Dyes with Simple Structures: Broad Photoresponse and Limitations on Open-Circuit Voltage in Dye-Sensitized Solar Cells
著者 (4件):
資料名:
巻: 114  号: 37  ページ: 15842-15848  発行年: 2010年09月23日 
JST資料番号: W1877A  ISSN: 1932-7447  CODEN: JPCCCK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
色素増感太陽電池に用いるトリフェニルアミン基礎イオン性色素の開放回路電圧に対する光応答を報告した。1,1-ジフェニルビニル電子ドナーとN-アルキルインドリウムカルボキシル酸アクセプターを有する2つの金属のないイオン性色素を開発した。C=C二重結合のπ共役架橋を有し,これが400~800nmの全色性光応答を達成できた。本色素のLUMOレベルは十分高くないが,電解質に高濃度で使用すれば電子注入を実現可能だった。TI1色素の開放回路電圧は非イオン性色素のTR14よりも低く,組み換え反応を触媒しなかった。しかし,TiO2表面付近にある正に荷電したインドリウム部位によってI3-を誘引し,界面の電荷組み換えを促進した。本色素は特異的な電荷分布を有し,TiO2伝導バンドの下流への移動と開放回路電圧の減少を示した。双極子モーメント計算によっても本イオン性色素上の電子分布は効率的な増感に理想的ではないが,分子骨格にスクアライン色素単位を導入して緩和することが可能と示唆した。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
太陽電池  ,  光伝導,光起電力  ,  染料 
物質索引 (2件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る