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J-GLOBAL ID:201002244303368778   整理番号:10A0597275

サイズ分画された粒子状物質とガス相中の大気中多環芳香族炭化水素の同時採集のために設計されたコンパクトな試料採取器の評価

Evaluation of a Compact Sampler Designed for the Simultaneous Collection of Atmospheric Polycyclic Aromatic Hydrocarbons in Size-fractionated Particulate Matter and the Gaseous Phase
著者 (9件):
資料名:
巻: 56  号:ページ: 331-340 (J-STAGE)  発行年: 2010年 
JST資料番号: S0030A  ISSN: 1344-9702  CODEN: JHSCFD  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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微粒子とガス相中の多環芳香族炭化水素(PAHs)の同時採集のため,3段のカスケードインパクタとポリウレタンフォーム(PUF)プラグのホルダーから成るコンパクトな試料採取器を設計した。収集効率を評価するため,28の認証PAHsを添加した石英繊維フィルタ(QFF)を通して空気を流し,次に一定の室温(20又は35°C)の暗条件で24時間にわたり清浄なPUFプラグ及びバックアップフィルタを通して空気を流した。QFF上並びにPUF及びバックアップフィルタ内に捕捉されたPAHsを別々に定量した。ベンゾ[a]アントラセン(BaA)とトリフェレン+クリセンを除き,20°C及び35°Cの間では回収率の明確な差は観察されなかった。低分子量(166~202)の大部分のPAHsはQFFから蒸発し,42~108%の回収率でPUF及びバックアップフィルターに捕捉された。高分子量(≧252)のPAHsは大部分がQFF状に維持された(回収率75~114%)。ベンゾ[a]アントラセン(BaA)とトリフェレン+クリセン(分子量228)は20°Cでは大部分がQFF能に維持されたが,35°Cではその回収率はPUF及びバックアップフィルタで捕捉されるのと類似のレベルまで低下した(回収率40~56%)。2006年8月~2007年2月の間,提案した試料採取器を日本,大阪の交通過密地域の路側における大気中PAHsの調査に適用した。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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環境汚染一般  ,  大気汚染一般  ,  その他の汚染原因物質 
引用文献 (36件):
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