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J-GLOBAL ID：201002244378263599   整理番号：10A0299480

電解で作製したニッケルミクロ粒子修飾ホウ素ドープダイヤモンド電極を用いるメタノールの定量

The Determination of Methanol Using an Electrolytically Fabricated Nickel Microparticle Modified Boron Doped Diamond Electrode

著者 (4件)： TOGHILL Kathryn E. (Physical and Theoretical Chemistry Lab., Oxford, GBR) ,  XIAO Lei (Physical and Theoretical Chemistry Lab., Oxford, GBR) ,  STRADIOTTO Nelson R. (Universidade Estadual Paulista (UNESP), SP, BRA) ,  COMPTON Richard G. (Physical and Theoretical Chemistry Lab., Oxford, GBR)
資料名： Electroanalysis  (Electroanalysis)
巻： 22  号： 5  ページ： 491-500  発行年： 2010年03月 
JST資料番号： T0736A  ISSN： 1040-0397  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 電解によりニッケルミクロ粒子で修飾したホウ素ドープダイヤモンド(Ni-BDD)電極を作製し,アルカリ溶液中の低濃度メタノールの定量に応用した。Ni-BDDはNi(NO₃)₂溶液のカソード還元によりホウ素ドープダイヤモンド(BDD)上にNiミクロ粒子を析出させて作製した。SEM,EDXにより特性化し,Niミクロ粒子表面のα-およびβ-Ni(OH)₂,γ-NiOOH相の生成を詳細に論じた。Ni-BDD電極によるアルカリ溶液中におけるメタノールの接触酸化はサイクリックボルタンメトリー(CVs)におけるNi(II)/Ni(III)酸化ピークの増大,ピークシフト,Ni酸化ピーク後の電流の増大から明らかであった。メタノールの検出限界は0.28mM,感度は110nA/mMであった。Ni箔を用いた場合は検出限界1.61mM,感度は29nN/mMでありNi-BDDの優れた性能が確認された。他の電気化学的メタノールセンサのデータをレビューし,より高感度なセンサの報告はあるものの検出限界の決定に矛盾があり,直接比較はできないことを示した。

シソーラス用語： *電極触媒 ,  *ダイヤモンド ,  ドーピング ,  ホウ素 ,  *電気化学センサ ,  ニッケル ,  微粒子 ,  電着 ,  アノード酸化 ,  電解電流 ,  検出限界 ,  脂肪族アルコール
準シソーラス用語： *ほう素ドープダイヤモンド

分類 (2件)： 分析機器  (CC02020S) ,  電気化学反応  (CB07050F)

物質索引 (1件)： メタノール

タイトルに関連する用語 (8件)： 電解 ,  作製 ,  ニッケル ,  ミクロ粒子 ,  修飾 ,  ホウ素ドープダイヤモンド電極 ,  メタノール ,  定量