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J-GLOBAL ID:201002244442488818   整理番号:10A1000939

ABA受容体拮抗作用の同定および機構

Identification and mechanism of ABA receptor antagonism
著者 (19件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 1102-1108  発行年: 2010年09月 
JST資料番号: W0637A  ISSN: 1545-9993  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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種子発芽の合成阻害剤ピラバクチンがアブシジン酸(ABA)受容体PYR/PYLファミリーの活性に与える影響を調べた。PYR/PYLの活性は,その下流因子ABI1とのin vitroでの結合,および2型蛋白質ホスファターゼPP2C(ABI1)の活性を測定することで調べた。ピラバクチンはPYR1およびPYL1に対してはアゴニストとして作用するが,PYL2に対してはアンタゴニストとして作用することが分かった。PYL2-ピラバクチンおよびPYL1-ピラバクチン-ABI1複合体の結晶構造解析を行い,受容体選択的活性化あるいは阻害に関わる残基を同定した。これらの残基への変異の導入は,ABA受容体のピラバクチン感受性を逆転させることができた。これらの知見を基にABA受容体と結合する化合物をコンピューター解析により探索し,複数の新規なABA受容体アゴニスト候補を得ることができた。これらの化合物は,いずれもピラバクチンと同様にPYR1を活性化することができた。
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植物ホルモン 
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