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J-GLOBAL ID：201002244452779640   整理番号：10A0625563

コンクリートポンプ指針はここが変わった《日本建築学会・コンクリートポンプ工法施工指針改定2009》

著者 (2件)： 和美廣喜 ,  中田善久 (日本大 理工)
資料名： セメント・コンクリート  (Cement & Concrete)
号： 760  ページ： 36-41  発行年： 2010年06月10日 
JST資料番号： F0277A  ISSN： 0371-0718  CODEN： SKONA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 日本建築学会「コンクリートポンプ工法施工指針・同解説(2009)」の改定概要を述べる。2章コンクリートの材料および品質では,コンクリート圧送を対象にしたコンクリートの品質を明確にした。従来の指針では先送りモルタルはコンクリートよりも強度が高いものに限って型枠内に打込んでも良いことになっていたが,本指針では型枠内への打込みを全面的に禁止した。コンクリート打込み時のスランプは,工場出荷時のスランプから現場までの運搬中のスランプロス,および圧送によるスランプロスを見込んで,定める。3章施工計画では,高度な技術を有する高強度・高流動コンクリート等を扱っている圧送計画は,安全を第一とし,十分な圧送能力を有するポンプと輸送管を選定し,コンクリートが所要の品質を満足するように計画する。4章圧送作業では,1日の打込み量をポンプ車1台当たり250m³以下とした。生コンの運搬時間は60分以内とする。5章では,生コン工場の選定について規定した。6章施工管理では,コンクリート工事における安全・環境・工程・品質の4つの管理項目を詳細に定めた。

シソーラス用語： *コンクリート工事 ,  *コンクリートポンプ ,  指針 ,  学協会 ,  モルタル ,  コンシステンシー【軟度】 ,  減少 ,  フレッシュコンクリート
準シソーラス用語： スランプロス ,  改定 ,  先送りモルタル ,  *日本建築学会・コンクリートポンプ工法施工指針改定2009

分類 (2件)： コンクリート工事  (RA07040G) ,  セメント・コンクリート機械  (QE03060L)

引用文献 (3件)：

• (社)全国コンクリート圧送事業団体連合会. コンクリートポンプ圧送マニュアル. 2006
• (社)日本コンクリート工学協会. コンクリート圧送工法ガイドライン2009および解説. 2009
• (社)日本コンクリート工学協会. コンクリートポンプ施工技術調査委員会報告書. 2007

タイトルに関連する用語 (8件)： コンクリートポンプ ,  指針 ,  日本 ,  建築 ,  学会 ,  コンクリート ,  施工指針 ,  改定