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J-GLOBAL ID:201002244503875038   整理番号:10A0200749

極小粒の紫黒米糯品種「紫こぼし」の育成

著者 (7件):
資料名:
号: 111  ページ: 1-16  発行年: 2010年01月 
JST資料番号: S0383B  ISSN: 1347-3379  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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「紫こぼし」は,東北農業研究センターにおいて,東北地域に適する早生の紫黒米で,糯種の極小粒米品種の育成を目標に,極小粒の「関東195号」と東北地域に適する紫黒糯米の「朝紫」を交配し,その後代から育成された極小粒の紫黒米糯品種である。2008年に種苗法に基づく品種登録出願を行った。出穂期と成熟期は,育成地(秋田県大仙市)では,「朝紫」より約1日早い“早生の晩”に属する。葉身,葉鞘,稈,ふ先等稲体の種々の部位が紫色に着色し,識別性がある。稈長は「朝紫」より短く,倒伏に強い。いもち病圃場抵抗性は葉いもちが“やや強”,穂いもちが“やや弱”,耐冷性は“弱”で,穂発芽性は“難”である。粗玄米重は,「朝紫」の約70%と低い。玄米千粒重は「朝紫」の約55%で“極小”である。「朝紫」の玄米より食物繊維,カルシウム,チアミン,ビタミンE等の含量が高く,「ヒメノモチ」との比較では,これらに加えタンニン等の含量が高い。一般白米に玄米を10%混米した着色米飯の食味は,「朝紫」の着色米飯より優れる。本品種は着色飯,雑穀飯等の調理飯のほか極小粒である玄米の形を残した和菓子等加工用への利用が期待され,東北地域中南部の有色米品種導入地域での普及が見込まれる。(著者抄録)
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分類 (2件):
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作物の品種改良  ,  稲作 
タイトルに関連する用語 (4件):
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