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J-GLOBAL ID:201002244590684723   整理番号:10A0428543

シロボヤ(Styela plicata)による水濾過量はその体重あるいは体長に無関係か?

Are filtration rates for the rough tunicate Styela plicata independent of weight or size?
著者 (3件):
資料名:
巻: 45  号:ページ: 168-176  発行年: 2010年02月01日 
JST資料番号: A0036A  ISSN: 1093-4529  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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健全な海洋生態系は,微妙なバランスの上に成り立っており,これが一旦乱されると,全生態系に劇的な変化をもたらす。この一翼を担っているのが,海洋生物による水濾過である。そこで,本研究では,シロボヤ(Styela plicata)の汽水域における藻類や細菌に対するバイオレメディエーターとしての利用の可能性を探るため,その水濾過能力ならびに細菌および藻類などの微小粒子の除去能力を評価した。なお,このS. plicataは,殆どの亜熱帯海域にみられ,特殊な鰓蓋を有するため,他のマボヤよりも水濾過能が優れていることが報告されている。なお,S. plicataは,その世界的にみた入手の容易さと水濾過能の高さから,汽水域における微小粒子のバイオレメディエーションを研究する対象種として最適である。藻類としてはNannochloropsis sp.および菌類としては大腸菌(Escherichia coli)について,S. plicataによる単位時間当たりの水濾過量の体重および体長依存性を調べた。この結果,体重等とは関係なく,実験データから,僅か200匹で,藻類で汚染された水および大腸菌で汚染された水を,それぞれ,一日当たり15,160Lおよび16,600L浄化することが示された。但し,S. plicataによるバイオレメディエーション効果をモデル化するには,より正確な濾過能の測定が必要である。
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分類 (2件):
分類
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海洋汚濁  ,  生態系 
タイトルに関連する用語 (5件):
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