抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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「標高5,000mに生育する植物は低地の植物より
14C濃度が高いのか」の設問に答えるために,標高の違う4か所(名古屋大学,屋久島,富士六合目,Pumayum湖,Lhasa市)の植物試料を集め,AMSにより
14C濃度を測定した。その結果,標高5,000mの大気中
14C生成率は地表に比べて約10倍高いが,測定した植物の
14C濃度には顕著な高度依存性は見られなかった。大気はよく混合しており,大気中の二酸化炭素を光合成で取り込んで生育する植物では,標高差による顕著な違いはないためである。