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J-GLOBAL ID：201002245050030526   整理番号：10A0950788

耐火炭化物の硬さの押込サイズ効果

Indentation Size Effect for the Hardness of Refractory Carbides

著者 (4件)： NINO Akihiro (Dep. of Materials Sci. and Engineering, Fac. of Engineering and Resource Sci., Akita Univ.) ,  TANAKA Ayumi (Dep. of Materials Sci. and Engineering, Fac. of Engineering and Resource Sci., Akita Univ.) ,  SUGIYAMA Shigeaki (Akita Prefectural Res. and Dev. Center) ,  TAIMATSU Hitoshi (Dep. of Materials Sci. and Engineering, Fac. of Engineering and Resource Sci., Akita Univ.)
資料名： Materials Transactions  (Materials Transactions)
巻： 51  号： 9  ページ： 1621-1626 (J-STAGE)  発行年： 2010年 
JST資料番号： G0668A  ISSN： 1345-9678  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,試験力が0.49~196Nの幅広い範囲にわたって,焼結した耐火炭化物B₄C,Mo₂C,NbC,TiC,V₈C₇,W₂C,WC,WC-SiC及びZrCのVickers硬さを測定した。結果は,炭化物に対する試験力が低下するとともに硬さの値が増加する押込サイズ効果(ISE)を示した。釣合った試験片抵抗(PSR)モデルによって,硬さの試験力依存性を解析した。炭化物についてモデルの弾性抵抗を反映するa₁項の値が得られ,それらの測定した弾性,せん断及び体積弾性係数と比較した。a₁項に対しどのタイプの係数が強く関連したか明瞭でなかった。無限試験力と9.8Nの試験力との間には厳密な相関関係があった。しかし,0.49Nの試験力での硬さは無限試験力での硬さをごくわずかに不十分ながら反映した。低試験力での硬さは,日本工業規格によるVickers硬さに推奨された9.8Nの試験力での硬さと比較してa₁値を用いて補正しなければならない。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *押込硬さ ,  *炭化物 ,  *サイズ効果 ,  炭化ホウ素 ,  モリブデン化合物 ,  ニオブ化合物 ,  炭化チタン ,  バナジウム化合物 ,  炭化タングステン ,  炭化ケイ素 ,  ジルコニウム化合物 ,  JIS【規格】 ,  圧縮率 ,  剪断係数 ,  弾性係数 ,  硬さ試験 ,  載荷試験
準シソーラス用語： 押込試験 ,  炭化ジルコニウム ,  炭化ニオブ ,  炭化バナジウム ,  炭化モリブデン

分類 (2件)： 炭素とその化合物  (YB02060D) ,  固体の機械的性質一般  (BL01021C)

引用文献 (29件)：

• MANI, A. Surf. Coat. Technol. 2005, 194, 190-195
• PASCUAL, E. Diamond Relat. Mater. 1999, 8, 402-405
• HAYS, C. Metall. 1973, 6, 275-282
• PENG, Z. J. Eur. Ceram. Soc. 2004, 24, 2193-2201
• CLINTON, D. J. Mater. Chem. Phys. 1987, 17, 461-473

タイトルに関連する用語 (5件)： 耐火 ,  炭化物 ,  硬さ ,  押込 ,  サイズ効果