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J-GLOBAL ID:201002245156195940   整理番号:10A0610829

電子及び正孔輸送経路に逆平行方向に酸化還元勾配が存在する超分子n/pヘテロ接合・光化学系

Supramolecular n/p-Heterojunction Photosystems with Antiparallel Redox Gradients in Electron- and Hole-Transporting Pathways
著者 (5件):
資料名:
巻: 132  号: 20  ページ: 6923-6925  発行年: 2010年05月26日 
JST資料番号: C0254A  ISSN: 0002-7863  CODEN: JACSAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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有機光起電力デバイスでの光誘起電荷発生と分離電荷の外部への輸送の改善を志向し,正孔移動経路と電子移動経路が相互に逆平行方向のn/p超分子ヘテロ接合体について,モデル系の構築と特性化,電荷分離挙動の測定などにより検討した。新しく構築した「配向性多色逆平行酸化還元勾配(OMARG)」系n/p超分子ヘテロ接合体(SHJ)では,遠距離的に光誘起電荷分離した正孔と電子の輸送が,逆方向の正孔及び電子輸送経路(勾配)の存在で可能になる。p-オリゴフェニル(POP)発色団(正孔供与体)またはp-オリゴフェニルエチニル(OPE)発色団(正孔受容体)に側鎖のN-置換ナフタレンジイミド(NDI)発色団(置換基の種類で電子供与体(R)または電子受容体(Y)として機能)を導入した四種類のオリゴマの逐次重積集合による「ジッパー構造」集合体(金電極表面に構築)について,分子動力学シミュレーションにより超分子構造的な特性化を行い,OMARG-SHJ構造形成を確認すると共に,光起電力特性などの測定から,遠距離での光誘起電荷分離及び分離電荷の逆方向への輸送が生じることを確認した(励起R→OPE正孔移動,電子は金電極に移動;励起Y→POP正孔移動,電子は蓄積;R→Y勾配(電子輸送)とPOP→OPE勾配(正孔輸送)を作用)。
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分類 (2件):
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高分子固体のその他の性質  ,  分子構造と性質の実験的研究 

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