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J-GLOBAL ID：201002245185667834   整理番号：10A0771998

スペクトラム編集型帯域分散伝送の実験的検証

Experimental Evaluation of Bandwidth Decomposition Employing Spectrum Editing Technique

著者 (3件)： 阿部順一 (NTT アクセスサービスシステム研) ,  山下史洋 (NTT アクセスサービスシステム研) ,  小林聖 (NTT アクセスサービスシステム研)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 110  号： 73(SAT2010 1-10)  ページ： 1-6  発行年： 2010年06月03日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： NTT研究所では,送信信号のスペクトラムをフィルタで直接複数の帯域に分割し,周波数軸上の空き帯域に分散配置できる帯域分散伝送を提案している。本技術の基本伝送特性を評価するため,試作装置を開発した。試作装置は,シンボルレート最大10MHzの変調信号を最大128分割できる。試作装置の符号誤り率特性を評価した結果,分割数,及び分割帯域幅によらず,所要C/Nの劣化は0.3dB以下となり,提案技術の有効性を確認した。さらに試作装置を用い,提案する帯域分散伝送方式とマルチキャリヤFDMA方式(MC-FDMA)の回路規模を比較した。同一の前提条件では,帯域分散伝送方式はMC-FDMAよりも回路規模を約30%削減出来ることを明確化した。(著者抄録)

シソーラス用語： *衛星通信 ,  通信方式 ,  *編集 ,  誤り率 ,  効率 ,  *周波数利用効率 ,  *スペクトル分解
準シソーラス用語： *BER【誤り率】 ,  シングルキャリア伝送 ,  *面積効率

分類 (2件)： 宇宙通信  (ND08040S) ,  通信方式一般  (ND07010E)

引用文献 (5件)：

• MYUNG, Hyung G. Single Carrier FDMA for Uplink Wireless Transmission. IEEE Vehicular Technology Magazine. 2006, 1, 3, 30-38
• 中平. 衛星リソースを高効率利用する適応マルチキャリア回線割当アルゴリズムの提案. 信学技報. 2008, SAT2008-58, 29-34
• 阿部. 高周波数利用効率を実現するスペクトラム編集型帯域分散伝送の提案. 信学技報. 2009, SAT2009-48
• 阿部. スペクトラム編集型帯域分散伝送における位相補償に関する一検討. 信学総大, Mar 2010. 2010
• TANABE, K. Multi-carrier/Multirate MODEM operated by time-division multiple process. AIAA ICSSC 20th, May 2002. 2002

タイトルに関連する用語 (5件)： スペクトラム ,  編集 ,  帯域 ,  実験 ,  検証