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J-GLOBAL ID:201002245284029602   整理番号:10A0254285

トロンビンの吸着および活性に対する自己組織化単分子膜へのトロンビン阻害剤の固定化の効果

The effect of immobilization of thrombin inhibitors onto self-assembled monolayers on the adsorption and activity of thrombin
著者 (5件):
資料名:
巻: 31  号: 14  ページ: 3772-3780  発行年: 2010年05月 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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血栓形成は血液接触医用デバイス用の生体材料と関連した主要問題である。凝固系において中心的役割を果たすセリンプロテアーゼであるトロンビン阻害剤の,生体材料の表面での固定化は,血液凝固を避け,それらの血液適合性を増加させる良好な戦略のはずである。本研究の目的は,トロンビンを吸着し,不活性化する能力があるナノ構造化表面の設計である。トロンビン阻害剤であると記述されているペンタペプチド配列D-フェニルアラニン-プロリン-アルギニン-プロリン-グリシン(fPRPG)を,テトラ(エチレングリコール)終端型自己組織化単分子膜(EG4-SAM)に固定した。異なる量のfPRPGを含む表面を,固定化時に異なる濃度のN,N′-カルボニルジイミダゾール(CDI)を用いて調製した。fPRPG固定化の効率を偏光解析法,接触角測定,赤外反射吸収分光法(IRRAS)およびX線光電子分光法(XPS)を用いて追跡した。開発した表面上でのトロンビン吸着を放射性標識トロンビンを用いて定量し,溶液中,および吸着後のその活性を発色測定を用いて評価した。EG4-SAMへのfPRPGの固定はトロンビンに対するその選択性を増加させなかったが,吸着トロンビンの活性は,ペプチド濃度依存性に阻害されることを見いだした。大量のfPRPGを固定化したSAMは,血液接触デバイスの新規表面の開発の良好な1段階である,トロンビン阻害剤表面として使用可能であると結論する。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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医用素材 

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