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J-GLOBAL ID:201002245291143429   整理番号:10A0243500

都市域各所における日射変動の相違を考慮した太陽光発電集中導入マイクログリッドにおける連系点潮流の変動抑制に関する一考察

A Study on Dumping Power Flow Fluctuation at Grid-Connection Point of Residential Micro-Grid with Clustered Photovoltaic Power Generation Systems Considering Difference in Solar Irradiance Patterns in Urban Districts
著者 (3件):
資料名:
巻: 130  号:ページ: 305-312 (J-STAGE)  発行年: 2010年 
JST資料番号: S0809A  ISSN: 0385-4213  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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住宅地域において集中導入された太陽光発電システム(PVS)と蓄電装置とで構成された配電区域をひとつの制御区域(RMG)として扱い,RMGと既存の電力系統との連系点における潮流変動抑制を検討するために,蓄電装置に必要な最大電力と同時同量の制御残との関係を数値シミュレーションで評価した。なお,同時同量の評価単位時間ごとに許容範囲内の制御残で制御目標が達成されればよいとの前提で,蓄電装置の充放電制御アルゴリズムを想定した。その結果,300世帯の70%に3.8kWのPVSを設置する場合でも,170kWの蓄電装置を導入することで,年間の99%の時間帯において,許容制御残3%の同時同量を達成できることを確認した。また,名古屋市域の5地点での実測日射量データを用いて,連系点潮流変動のアンサンブル平均は各地点の変動よりも軽減され,さらに各RMGにおける同時同量の制約を緩和できる可能性があることを確認した。
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分類 (2件):
分類
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太陽光発電  ,  配電(事業者側) 
引用文献 (20件):
  • (1) Y. Hayashi, J. Matsuki, T. Nomura, S. Wakao, K. Kurokawa, M. Yamaguchi, K. Otani, and Y. Ono: “Basic study on incoming system for Autonomy-Enhanced PV clusters”, Proc. of the Seventeenth Annual Conf. on Power & Energy Society, IEE Japan, No. 194 (2006) (in Japanese)
  • 林 泰弘・松木純也・野村知弘・若尾真治・黒川浩助・山口雅英・大谷謙二・小野之良: 「自律度向上型PVコミュニティシステムの受電方式の検討」, 平成18年電気学会電力・エネルギー部門大会, No. 194 (2006)
  • (2) Y. Sasaki, S. Bando, H. Asano, and S. Tagami: “Evaluation of the maximum capacity of intermittent renewable energy in a microgrid”, The Papers of Technical Meeting on Metabolism Society and Environmental Systems, IEE Japan, MES-07-8 (2008) (in Japanese)
  • 佐々木勇太・坂東 茂・浅野浩志・田上誠二: 「マイクログリッドにおける自然変動エネルギーの導入可能量の評価」, 電気学会メタボリズム社会・環境システム研資, MES-07-8 (2007)
  • (3) T. Shimakage, J. Sumita, N. Uchiyama, T. Kato, and Y. Suzuoki: “Supply and Demand Control of Distributed Generators in a Microgrid for New Energy”, IEEJ Trans. PE, Vol. 128, No. 1, pp. 143-150 (2008-1) (in Japanese)
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