文献
J-GLOBAL ID:201002245291774810   整理番号:10A1249134

大阪港湾域における底泥からの汚濁発生源除去効果からみた航路浚渫の評価

Effects on nutrient load of removing sediments by maintenance dredging in the Port of Osaka
著者 (2件):
資料名:
巻: 76  号:ページ: 886-893 (J-STAGE)  発行年: 2010年 
JST資料番号: F0898A  ISSN: 0021-5392  CODEN: NSUGAF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
河川末端に位置する地点の底泥中窒素,リン,有機物含有量は大阪港内外地点よりも 2~3 倍高かった。間隙水中の窒素,リン,有機物濃度も,河川末端の底泥が 9~20 倍高く,拡散フラックス推定値もアンモニウムイオンおよびリン酸イオン共に約 2~10 倍高かった。微生物活性の低下する冬期においてもこれらの潜在的拡散フラックスは高かった。河口域の底泥は浮泥状態で撹乱により巻き上がりやすいために間隙水中の栄養塩類が拡散し易く,浚渫することにより底泥からの溶出による閉鎖的な港内停滞水域への汚濁負荷を低減する効果が高いことが明かとなった。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
水産土木  ,  海洋汚濁 
引用文献 (31件):
  • 1) 矢持 進.大阪湾における生物.「大阪湾—環境の変遷と創造(生態系工学研究会編)」恒星社厚生閣,東京.2009; 60-77.
  • 2) 山本民次.瀬戸内海底泥からのリン・窒素の溶出.「瀬戸内海の海底環境(柳 哲雄編)」恒星社厚生閣,東京.2008; 61-75.
  • 3) 平成 14 年度伊予灘,周防灘,別府湾における底泥からの栄養塩類溶出把握実態調査(大阪湾の陸域負荷量).環境省環境管理局水環境部,東京.2003.
  • 4) 谷本照己,星加 章,三嶋康史,柳 哲雄.大阪湾における懸濁物質・窒素・リンの収支と循環.海の研究 2001; 10: 397-412.
  • 5) 堀江 毅.海域の物質循環過程のモデル化と浄化効果の予測手法について.港湾技術研究所報告書 1987; 26: 54-123.
もっと見る

前のページに戻る