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J-GLOBAL ID:201002245325286879   整理番号:10A0859617

90°曲管におけるH2/O2デトネーションの流体力学的効果に関する数値解析

Numerical Analysis of Fluid Dynamic Effects on H2/O2 Detonation in 90-degrees Bent Pipe
著者 (7件):
資料名:
巻: 52  号: 161  ページ: 213-223  発行年: 2010年08月15日 
JST資料番号: Z0837A  ISSN: 1347-1864  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究では,エルボ内部を伝播するH2/O2デトネーションの伝播挙動を,調べるために数値解析を行い,衝撃波構造などの流体力学的効果について評価を行った。その結果,以下の知見が得られた。エルボ背側で圧縮されたデトネーションからtransverse detonationが発生し,エルボ腹側に衝突することが確認された。デトネーション伝播速度に関しては,エルボ腹側では強い膨張によりCJ速度の50%にまで低下し,transverse detonationの衝突によりCJ速度の1.3倍となって再駆動することが確認された。エルボ腹側と背側の曲率半径の比が同じであれば,積分量の力積についてはエルボの腹側ではスケールの効果は小さかった。曲管内を伝播するデトネーションの衝撃波構造については,スケールの影響はあまり見られなかった。Transverse detonationがエルボ腹側に衝突する直前の圧力に関して,入射衝撃波背後とMach stem背後の圧力,transverse detonation背後の圧力及び横波強さはスケールの依存性は小さかった。セルが現れる格子解像度で計算を行ったった結果,曲管部で格子が粗い結果と同様にMach stemが現れたものの,今回行ったcase8の格子解像度ではtransverse detonationは見られなかった。衝撃波伝播の場合とデトネーション伝播の場合を比較した結果,曲管部でMach stemが発生する点については同じであったが,壁面上の最大圧力履暦では大きく異なった。
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分類 (1件):
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燃焼理論 
引用文献 (19件):
  • 原子力・安全保安院. 中部電力 (株) 浜岡原子力発電所1号機における配管破断事故について. 2002
  • FEARNLEY, P. 4th International Symposium Loss Prevention and Safety Promotion Process, 1983. 1983
  • EDWARDS, D. H. Journal of Fluid Mechanics. 1983, 132, 257-270
  • EDWARDS, D. H. 1st Spec. Meeting (Int.) Comb. Inst,. French Section, Comb. Inst., 1981. 1981, 431-436
  • EDWARDS, D. H. Archivum Combustions. 1983, 3, 65-76
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