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J-GLOBAL ID:201002245333671331   整理番号:10A0308508

超音波減衰推定に対して位相補償法と重み付き平均化法を用いたパワースペクトルの新しい計算法

A novel power spectrum calculation method using phase-compensation and weighted averaging for the estimation of ultrasound attenuation
著者 (2件):
資料名:
巻: 50  号:ページ: 592-599  発行年: 2010年05月 
JST資料番号: C0379B  ISSN: 0041-624X  CODEN: ULTRA3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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軟質生体組織の超音波減衰推定では音速や散乱体集合,散乱体サイズ等の超音波パラメータ推定に関連するほか病理学的情報が得られるため定量的解析をする上で極めて重要である。しかしこの超音波減衰推定性能はRF後方散乱信号からのスペクトル情報の抽出精度と密接に関連している。本稿ではこのブロックパワースペクトルを計算する2つの新しい技法を提案した。この方法では正規化相互相関量を用いて各RF区分における位相補償を行って位相変動による推定誤差を最小化し,また重み付き平均化法を用いてSNRを最大化している。均一数値ファントムを用いたこの方法による局所的減衰係数推定シミュレーション結果は実際の値の1.57%誤差以内であったが従来法では2.96%であった。この方法はSNRが低下する深部からの反射信号の場合やゲート窓内に含まれるサンプル数が少ない場合に有効である。素子数が128の1次元アレイで5MHzの場合の生体組織模擬ファントムを使った実験結果からこの新提案法の推定性能(実際の値の3.04%誤差以内)は従来法(5.93%以内)より推定精度に優れることを確認した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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音波伝搬 

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