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J-GLOBAL ID:201002245355523425   整理番号:10A0330578

Gotthard軌道基底トンネル(中央アルプス)の結晶質基盤からの水中のハロゲン元素

Halogens in water from the crystalline basement of the Gotthard rail base tunnel (central Alps)
著者 (2件):
資料名:
巻: 74  号:ページ: 2581-2595  発行年: 2010年05月01日 
JST資料番号: C0062A  ISSN: 0016-7037  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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新しいGotthard軌道基底トンネル(中央アルプス)の掘削は,結晶質基盤の花崗岩と片麻岩中に数多くの水を伝導する断裂を開いた。自荷重圧は局所的に2000m以上に達し,水と岩石の温度は45°Cまでである。トンネルは,トンネル上の地表にも露出する一連の急傾斜の断裂岩石ユニットと交差している。放出水は高山岳地域で断裂のある岩体に入り,トンネル内のサンプリング地点まで駆動された重力を移動させている。その流動経路に沿って,それは主要花崗岩鉱物を溶解させる断裂上に露出する岩石と反応し,高pHのNa2CO3水をもたらしている。トンネル水は5から29mg/Lまでの範囲の異常に高濃度のホタル石を含む。Fを含む黒雲母とFフリーの緑泥石の変質はフッ素源の1つである。最も高いF濃度はホタル石を伴う低Ca水の平衡に起因する。フッ化物濃度は強い岩石学依存性があり,両方のシャープな不連続性,ホタル石に関する濃度と飽和状態が異なる片麻岩と花崗岩スラブの接触で発生している。緑泥石濃度は1と1300mg/L間で変化する。これに対して,Cl/Br質量比は小変化を示すとともに110前後に中心を持ち,ClとBrに関して共通源を示唆し,それは岩石学に無関係である。トンネル北部において,ClとBrは主として,流動経路に沿った低塩度水とその後混合した1つの岩石学の塩分のある間隙流体に由来する。トンネル断面南部における水のCl/Br比は,様々なトンネル岩石による実験浸出液で測定されたそれらに類似している。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
岩石圏の地球化学一般  ,  土木地質学・水文地質学一般  ,  地下水学 

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