中間層として有機層被覆ナノ結晶TiO<sub>2</sub>を利用する溶液加工高分子タンデム電池

CHUNG Won-suk; CHUNG Won-suk; LEE Hyunjung; LEE Wonmok; KO Min Jae; PARK Nam-gyu; JU Byeong-kwon; KIM Kyungkon

文献

J-GLOBAL ID：201002245367055800 整理番号：10A0239706

中間層として有機層被覆ナノ結晶TiO₂を利用する溶液加工高分子タンデム電池

Solution processed polymer tandem cell utilizing organic layer coated nano-crystalline TiO₂ as interlayer

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資料名：
巻： 11 号： 4 ページ： 521-528 発行年： 2010年04月
JST資料番号： W1352A ISSN： 1566-1199 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：オランダ (NLD) 言語：英語 (EN)

中間層として有機層被覆TiO₂ナノ結晶(OL-TiO₂)を利用することによって溶液加工高分子タンデム電池を作製した。OL-TiO₂の結晶相はアナターゼである。OL-TiO₂の分散溶液は光学的に透明で優れた薄膜形成性質を示した。中間層として市販で入手できるTiO₂ナノ粒子(N-TiO₂)を利用するタンデム電池では観察されない中間層混合なしにOL-TiO₂中間層が頭頂と底部セルを明確に分離した。中間層をN-TiO₂からOL-TiO₂へ置換することは高分子タンデム電池の変換効率を1.43%から3.44%に増強した。サブ電池の活性層の厚さを調整し,底部電池のPEDOT:PSS層の厚さを調整することはタンデム電池の性能を更に増強した。ITO/Baytron P VP Al 4083/P3HT:PCBM(100nm)/OL-TiO₂/Baytron PH500/P3HT:PCBM(100nm)/Alから最高変換効率3.66%を得た。それに加えて,単一接合電池の安定性に比較してOL-TiO₂中間層は中間層による底部電池への酸素拡散を縮減することによってタンデム電池の安定性を増強した。効率的低バンドギャップ材料を採用することによってタンデム電池の性能は更に増強されることが期待できる。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

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太陽電池 , 高分子固体の物理的性質

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中間層として有機層被覆ナノ結晶TiO2を利用する溶液加工高分子タンデム電池

中間層として有機層被覆ナノ結晶TiO₂を利用する溶液加工高分子タンデム電池