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J-GLOBAL ID：201002245529096807   整理番号：10A0531220

3本腕の星状エラスチン様ポリペプチドを用いた熱可逆的ミセル形成の生成

Thermoreversible Micelle Formation Using a Three-Armed Star Elastin-like Polypeptide

著者 (3件)： GHOORCHIAN Ali (Cleveland State Univ., Ohio) ,  COLE James T. (Cleveland State Univ., Ohio) ,  HOLLAND Nolan B. (Cleveland State Univ., Ohio)
資料名： Macromolecules  (Macromolecules)
巻： 43  号： 9  ページ： 4340-4345  発行年： 2010年05月11日 
JST資料番号： B0952A  ISSN： 0024-9297  CODEN： MAMOBX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポリペプチドのC末端基にフォルドンドメインを導入した新しいエラスチン様ポリペプチド(ELP)の3本腕の星状重合体を構築して,その特性を評価した。ELPはアミノ酸配列GVGVPのオリゴペプチドのアニールと消化によって,(GVGVP)₄₀DNAを調製した後,C端末にフォルドンドメインを構築して調製した。精製したELPの特性化として,SDS-PAGEによる分子量,UVによる蛋白質濃度の定量,円偏光二色スペクトルによるフォルドンフォメインの折畳み構造の観察,濁り度測定によるELP溶液の転移温度の測定,動的光散乱による粒径の測定を行った。その結果,ミセル形成は熱的に可逆的であり,粒子は転移温度以上で安定であり,20~30nmであった。また,ミセルの粒径は塩(NaCl)と界面活性剤(SDS)の濃度に大きく影響を受けて,これらの2つの因子によって制御できた。

シソーラス用語： *星状重合体 ,  *エラスチン ,  *ポリペプチド ,  *可逆変化 ,  *応答特性 ,  *ミセル ,  末端基 ,  化学修飾 ,  SDS-PAGE ,  分子量 ,  円偏光二色スペクトル ,  動的光散乱 ,  粒子 ,  転移温度 ,  塩化ナトリウム ,  濃度依存性 ,  濃度 ,  界面活性剤 ,  脂肪族アルコール ,  無機酸エステル
準シソーラス用語： 塩濃度 ,  *温度応答性 ,  *高分子ミセル

分類 (2件)： ヌクレオシド,ヌクレオチド  (CF10060K) ,  高分子固体の物性一般  (CG02021V)

物質索引 (1件)： SDS

タイトルに関連する用語 (4件)： 腕 ,  星 ,  エラスチン様ポリペプチド ,  ミセル形成