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J-GLOBAL ID:201002245542049680   整理番号:10A0238823

ポリアニリンの微小カラム及びフローインジェクション-化学蒸気発生-誘導結合プラズマ質量分析(FI-CVG-ICPMS)を利用する水及び魚組織中の無機及びメチル水銀のオンラインスペシエーション

On-line speciation of inorganic and methyl mercury in waters and fish tissues using polyaniline micro-column and flow injection-chemical vapour generation-inductively coupled plasma mass spectrometry (FI-CVG-ICPMS)
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巻: 81  号: 1-2  ページ: 462-472  発行年: 2010年04月15日 
JST資料番号: E0324A  ISSN: 0039-9140  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ポリアニリン(PANI)充填の微小カラムとフローインジェクション-化学蒸気発生-誘導結合プラズマ質量分析(FI-CVG-ICPMS)系の組み合わせを利用した水及び魚組織中の超微量無機水銀(iHg)及びメチル水銀(MeHg)の簡便及び効率的な定量法を開発した。予備研究は無機及びメチル水銀化学種が2種類のスペシエーション手法によってPANIカラムで分離できることを示した。iHgはpH<3においてのみ収着され,MeHgの収着はほとんど見られなかった(スペシエーション操作1)。iHg及びMeHg化学種はpH7付近でPANIカラムに収着された。2種のHg化学種はそれぞれ2%塩酸,及び2%塩酸-0.02%チオ尿素混合物によって選択的に溶出した(スペシエーション操作2)。PANIカラムにおけるiHgの吸着百分率は試料溶液の酸性度を6mol/lまで増加しても変化しなかった。従って,スペシエーション操作1を利用してPANIカラムによって検討した。魚組織(マグロERM-CE463,ERM-CE464及びIAEA-350)中のiHg及びMeHgの分離に,生物試料から水銀化学種の超音波支援抽出に用いる酸性溶液(5mol/l塩酸)を直接に利用した。定量値は保証値とよく一致した。最適な条件下では,iHg及びMeHg(Hgとして)の検出限界(LODs)はそれぞれ2.52及び3.24pgであった。開発した方法を各種の水(水道水,湖沼水,地下水及び海水)中のiHg及びMeHgの直接定量に応用し,満足な結果を得た。添加試料に対する回収率は2種のHg化学種に関して96~102%の範囲であった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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水中の汚染物質の各種分析  ,  各種物理的手法  ,  水銀とその化合物 
物質索引 (1件):
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