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J-GLOBAL ID：201002245678292635   整理番号：10A0831809

ドラッグデリバリーアプリケーション用のオリゴ(エチレングリコール)系熱感受性ミクロゲルのエンジニアリング

Engineering oligo(ethylene glycol)-based thermosensitive microgels for drug delivery applications

著者 (3件)： ZHOU Ting (Dep. of Chemistry of Coll. of Staten Island, and The Graduate Center, The City Univ. of New York, 2800 Victory ...) ,  WU Weitai (Dep. of Chemistry of Coll. of Staten Island, and The Graduate Center, The City Univ. of New York, 2800 Victory ...) ,  ZHOU Shuiqin (Dep. of Chemistry of Coll. of Staten Island, and The Graduate Center, The City Univ. of New York, 2800 Victory ...)
資料名： Polymer  (Polymer)
巻： 51  号： 17  ページ： 3926-3933  発行年： 2010年08月04日 
JST資料番号： D0472B  ISSN： 0032-3861  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 化学療法薬の貯蔵及びデリバリー用に,技術的に優れたコア-シェル構造を持つ新種のオリゴ(エチレングリコール)系熱感受性ミクロゲルを開発した。このコアは疎水性ポリ[メタクリル酸2-(2-メトキシエトキシ)エチル]からなり,一方シェルはメタクリル酸2-(2-メトキシエトキシ)エチルとオリゴ(エチレングリコール)メチルエーテルメタクリレートの親水性共重合体からなっていた。これらのコア-シェルミクロゲルは,生理学的に重要な温度範囲に渡って,調節可能な体積相転移温度と優れたコロイド安定性を示した。親水性シェルの厚さにより,疎水性コアネットワークの崩壊度(または網目サイズ)を制御でき,ミクロゲルのシェル厚さを調整することによりモデル疎水性薬ジピリダモールの負荷容量を著しく増やすむことに利用できた。ミクロゲルは非細胞毒性であるが,ミクロゲルから放出される薬物分子は腫瘍細胞を殺す活性を保持していた。ここで提示した結果は,薬物取込及び放出アプリケーション用のコア-シェル構造高分子ミクロゲルを合理的に設計するための重要なガイドラインを提供するものであった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ドラッグデリバリーシステム ,  *ミクロゲル ,  *多層構造 ,  コロイド ,  機能性高分子 ,  転移温度 ,  薬物放出 ,  *ポリメタクリル酸エステル ,  ポリエチレングリコールメチルエーテル ,  オリゴマ ,  アミン ,  窒素複素環化合物 ,  アミノアルコール ,  *コアシェル構造
準シソーラス用語： 熱応答性高分子 ,  体積相転移点 ,  相転移温度

分類 (2件)： 高分子担体・触媒反応  (CG03030W) ,  高分子固体のその他の性質  (CG02025L)

物質索引 (1件)： ジピリダモール

タイトルに関連する用語 (5件)： エチレングリコール ,  系 ,  熱感受性 ,  ミクロゲル ,  エンジニアリング