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J-GLOBAL ID：201002245683146310   整理番号：10A0222754

天然水試料中のウラニル種を感度よく検出するための抽出エレクトロスプレイイオン化質量分析

Extractive Electrospray Ionization Mass Spectrometry for Sensitive Detection of Uranyl Species in Natural Water Samples

著者 (7件)： LUO Mingbiao (East China Inst. of Technol., Jiangxi Province, CHN) ,  HU Bin (East China Inst. of Technol., Jiangxi Province, CHN) ,  ZHANG Xie (East China Inst. of Technol., Jiangxi Province, CHN) ,  PENG Daofeng (East China Inst. of Technol., Jiangxi Province, CHN) ,  CHEN Huanwen (East China Inst. of Technol., Jiangxi Province, CHN) ,  ZHANG Lili (Jilin Univ., Jilin Province, CHN) ,  HUAN Yanfu (Jilin Univ., Jilin Province, CHN)
資料名： Analytical Chemistry  (Analytical Chemistry)
巻： 82  号： 1  ページ： 282-289  発行年： 2010年01月01日 
JST資料番号： A0395A  ISSN： 0003-2700  CODEN： ANCHAM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 複雑なマトリックス中に存在する痕跡量有機化合物の検出に大気圧質量分析が適用されるが,一方,微量無機化学種の検出は種形成の理解において重要である。本研究では天然水試料中の放射性無機種を迅速に検出するための抽出エレクトロスプレイイオン化タンデム質量分析をベースにした方法を開発した。この多段抽出エレクトロスプレイイオン化質量分析によって最適条件で種々の天然水中のウラニル種は迅速に検出することができ,タンデム質量分析実験で得られた特性フラグメントを用いた場合のウランの検出限界及び動的応答範囲を明らかにすることができた。かくして抽出エレクトロスプレイイオン化タンデム質量分析によってウラニル種同位体を定量的に検出できるようになったが,これらの結果は抽出エレクトロスプレイイオン化タンデム質量分析法が天然水中のウラニル種のような無機化学種の実時間オンラインモニタリングにも有用なことを示すものであった。

シソーラス用語： *ウラニル化合物 ,  *エレクトロスプレイイオン化質量分析 ,  *天然水 ,  検出法 ,  迅速分析 ,  タンデム質量分析 ,  フラグメンテーション ,  フラグメント ,  ウラン同位体 ,  イオントラッピング ,  実時間処理 ,  オンライン処理 ,  痕跡量成分 ,  マトリックス効果 ,  ダイナミックレンジ ,  検出限界 ,  再現性 ,  系統発生 ,  環境モニタリング ,  エレクトロスプレイイオン化 ,  脂肪酸 ,  カルボン酸塩 ,  種分化
準シソーラス用語： 種形成 ,  抽出エレクトロスプレイイオン化

分類 (2件)： 無機化合物一般及び元素  (CD01010D) ,  天然水の物理分析  (CC03070C)

物質索引 (1件)： 酢酸ウラニル

タイトルに関連する用語 (3件)： 水試料 ,  感度 ,  エレクトロスプレイイオン化質量分析