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J-GLOBAL ID：201002245706105374   整理番号：10A0504266

MLK3の誘導的,選択的蛋白質分解はMLK3/JNKシグナル伝達を負に制御する

Induced, selective proteolysis of MLK3 negatively regulates MLK3/JNK signalling

著者 (6件)： LIOU Geou-Yarh (Michigan State Univ., MI, USA) ,  ZHANG Hua (Michigan State Univ., MI, USA) ,  MILLER Eva M. (Michigan State Univ., MI, USA) ,  SEIBOLD Steve A. (Michigan State Univ., MI, USA) ,  CHEN Weiqin (Michigan State Univ., MI, USA) ,  GALLO Kathleen A. (Michigan State Univ., MI, USA)
資料名： Biochemical Journal  (Biochemical Journal)
巻： 427  号： 3  ページ： 435-443  発行年： 2010年05月01日 
JST資料番号： B0205A  ISSN： 0264-6021  CODEN： BIJOAK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 情報伝達系MAPKKKであるMLK3のホルボールエステルやTNFα刺激に応答した安定C末端断片を形成するドメインのプロセシングをHEK293細胞を用いて調べた。その切断部位はキナーゼ領域内のGln251およびPro252の間に存在し,部位特異的変異誘発で,Leu250およびGln251がMLK3プロセシング酵素の認識部位であることを明らにした。多くのプロテアーゼ阻害剤はMLK3分解に無効だったが,エポキソマイシンまたはMG132プロテアソーム阻害剤はMLK3プロセシングを抑制した。切断されたC末端断片は完全長MLK3とヘテロ二量体を形成し,スモールGTPアーゼであるCdc42と相互作用してJNKのシグナル伝達を抑制した。

シソーラス用語： HEK293細胞 ,  *MAPキナーゼキナーゼキナーゼ ,  細胞情報伝達 ,  プロテイナーゼ阻害剤 ,  抗腫瘍薬 ,  タンパク質プロセシング ,  *JNK MAPキナーゼ ,  TNFα ,  TNF受容体
準シソーラス用語： *MLK3 ,  プロテアソーム阻害剤

分類 (1件)： 遺伝子発現  (EC02040Q)

物質索引 (2件)： MG-132 ,  エポキソマイシン

タイトルに関連する用語 (4件)： MLK3 ,  蛋白質分解 ,  JNK ,  シグナル伝達