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J-GLOBAL ID:201002245755001207   整理番号:10A0471787

Cu-0.52%Ni-0.19%P合金の強度と応力緩和特性に及ぼすMgおよびFeの0.1%添加の影響

Influence of 0.1% Addition of Mg and/or Fe on Strength and Stress Relaxation Property of a Cu-0.52%Ni-0.19%P Alloy
著者 (5件):
資料名:
巻: 74  号:ページ: 325-330 (J-STAGE)  発行年: 2010年 
JST資料番号: G0023A  ISSN: 0021-4876  CODEN: NIKGAV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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析出硬化Cu-0.52mass%Ni-0.19mass%P合金の450°C時効後の強度と応力緩和特性に及ぼす0.1mass%Mgおよび0.1mass%Feの添加の影響を調べた。Cu-Ni-P,Cu-Ni-P-Fe,Cu-Ni-P-Mg,およびCu-Ni-P-Fe-Mg合金には時効において,それぞれNi2P,Ni12P5,Ni2PとNi5P4,およびNi12P5とNi5P4相の生成が観察された。針状Ni5P4相がCuマトリックス中に最初に析出した。ピーク時効段階では,4合金の降伏強さはOrowan機構に支配された。Cu-Ni-P合金へのMo添加は合金強度を高めたが,Fe添加は強度には顕著に影響しなかった。Cu-Ni-P-Mg合金の強度はCu-Ni-P-Fe-Mg合金とほぼ同等であった。Mg添加による強度の増加は析出物間の相互間隔の短縮に帰せられた。Cu-Ni-P-Fe合金はCu-Ni-P合金より良好な応力緩和特性を示した。これは,FeとPの化学結合対により原子が転位運動による引きずられるためと考えられた。Cu-Ni-P合金へのMg添加は基本的には応力緩和特性を変化させなかった。これは,応力緩和抵抗の転位移動に対するMg原子引きずり効果による増加と,Mg添加によるCuマトリックス中のP原子量の減少による低下が組み合わさった結果と説明された。
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分類 (2件):
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組織的硬化現象  ,  機械的性質 
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