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J-GLOBAL ID:201002245779694750   整理番号:10A0516482

単荷電イオンのフラグメンテーションと相対定量の向上を目的としたLys-N蛋白質分解とN-末端グアニジン化の統合

Integrating Lys-N Proteolysis and N-Terminal Guanidination for Improved Fragmentation and Relative Quantification of Singly-Charged Ions
著者 (5件):
資料名:
巻: 21  号:ページ: 1050-1060  発行年: 2010年06月 
JST資料番号: W0174A  ISSN: 1044-0305  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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単離したタンパク質複合体の研究は近年の質量分析機器及び定量的な同位体標識技術の進歩により大きな利益を受けてきた。タンパク質複合体構成成分の包括的キャラクタリゼーションと相対存在度の定量を行うにはMS及びタンデムMSから得られる配列情報を最大限にわたって得られるかどうかに大きく依存している。最近の研究によれば,生物のタンパク質混合物のプロテオーム解析にメタロエンドペプチダーゼを使用するとトリプシン消化のみと比べてタンパク質配列情報が補完的に産み出されることが示された。本研究では,MALDI質量分析を用いて酵母Arp2複合体とE.coli PAP Iタンパク質の相互作用のキャラクタリゼーションを行うため,Lys-Nが適しているかどうか研究を行った。Lys-N消化はトリプシン消化に比べてタンパク質配列範囲が平均して~30%少ないという結果を得たけれども,単荷電Lys-NペプチドのCID分析からは補完的に得られたトリプシン・ペプチドに比べて,より広範囲に及ぶb-イオン系列が得られた。このような改良されたフラグメンテーション・パターンを利用して,Lys-Nペプチドの様々な15/14比によるグアニジン化,及び既にPAP I依存のポリアデニル化の規制に示されるように,SprE消耗によるPAP I結合の変化を相対的に定量するためのMALDI-MS/MS分析を行った。全体として,本法のLys-N/グアニジン化を統合して行う手法は検出感度とフラグメンテーション効率が増強されていると共にタンパク質の相対的定量分析に有効且つ経済的な手段を提供するため,MALDI質量分析を利用する機能性プロテオームによる研究に応用が可能である。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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有機化合物の物理分析  ,  分子構造 
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